Windows & US キーボードな環境で日本語 IME 切り替えを快適に行うキーマップ


完成形

以下ような Mac っぽい設定を目指す。

  • CapsLock -> Left Ctrl
  • Right Alt -> F13 (IME オフ)
  • Right Win -> F14 (IME オン)

Windows 10 Pro 1909 で動作確認済み。

レジストリの設定

まずレジストリをいじってキー割当を変更する。

フリーソフトの AutoHotkey や Windwos 公式の Ctrl2cap を使う方法が解説されている記事もあるが、オンラインゲームでチートツール扱いされることがある1。実際それで困ったのでこの記事を書いた。レジストリの Scancode Map という値を編集する方法だと問題なかった。

以下のような内容の keymap.reg というファイルを作成し、ダブルクリックで適用すれば終わる。

keymap.reg
Windows Registry Editor Version 5.00

; left capslock (00_3a) to left ctrl (00_1d)
; right alt (e0_38) to f13 (00_64)
; right win (e0_5c) to f14 (00_65)
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout]
"Scancode Map"=hex:\
00,00,00,00,\
00,00,00,00,\
04,00,00,00,\
1d,00,3a,00,\
64,00,38,e0,\
65,00,5c,e0,\
00,00,00,00

SharpKey を使うと同じことが GUI でできる。

IME の設定

IME で以下のように設定する。

  • F13 -> IME オフ
  • F14 -> IME オン