WSLのデフォルトシェルが真っ白になった話(.bashrcと.bash_profile)


rbenv を入れたらwslのデフォルトシェルが真っ白になってしまった...!

~経緯~
WSLのデフォルトシェルは最初から色付きのはずなのですが、ruby環境を構築しようとしてrbenvを入れたとたんにbashの文字が真っ白になってしまいました。結論から言うとrbenvは悪くなくて.bash_profileを作ってしまったのが原因だったようです。

bashと打つと一応いつものbashにもどりますが毎回これでは不便です。

解決策

cat .bash_profile >> .bashrc
rm .bash_profile

.bash_profileを作成してそれに書いていたもの(rbenvの設定)を、.bashrcの末端に記述して
.bash_profileを消去←重要

なお、その後rbenvもきちんと動作したままでした。

原因

  1.  .bash_profileがあると.profileが読み込まれない
  2.  .profileが読み込まれないと.bashrcが読み込まれない
  3.  そしてbashの色付きなどの設定は.bashrcに書いてある といった具合でした。

普段はmacも使っているので、.bash_profileに記述することになんら違和感を感じなかったのですが、wslに関しては迂闊に.bash_profileを書かない方がいいんですかね...。
正直全部.bashrcで済むような気がします。

発見した経緯

bashが味気なくなっただけでなく、laなどのコマンドも効かなくなっていたので、.bashrcが読まれていないんだろうな~と思いつつそこらへんのファイル漁ってたら.profileに以下のような記述が

This file is not read by bash(1), if ~/.bash_profile or ~/.bash_login exists.

orz

これを発見するまでは、ログインシェルが変更されてしまったものかと思い、何度も
echo $SHELLしたりchコマンドを使ってみたりしていました。というのも、起動後にbashと打つといつもの色付きターミナルになるので、起動直後のシェルがbashじゃなくなっていたように見えたからです。後から知ったのですが、起動後にbashと打ってbashに入ると.bashrcは.bash_profileがあろうとも読み込まれるらしいです。

どっちがいいの

.bash_profileを作成しても.bashrcが読み込める方法があり、かつ.bash_profileを作成した方が良い理由をご存じの方は教えて頂けると幸いです。