Lhaplusでパスワードを自動設定して圧縮する


はじめに

あるプロジェクトでファイル添付の際は、共通パスワードを使うというルールがあり、毎度、Pass付きで圧縮するのが面倒だったので、ファイルを右クリックすると自動的に圧縮できるようにしたので、その備忘です。

正直、使うシーンはあまりないかも。

環境

  • Windows 10

手順

①Lhaplusを下記のディレクトリにインストールする

 C:\Program Files (x86)\Lhaplus

 【参考】入手元:https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/lhaplus/

②バッチファイルを作成する

パスワードをhogefugaで設定する場合の例

zip.bat
@echo off

:check
if %1=="" goto final
"C:\Program Files (x86)\Lhaplus\Lhaplus.exe" /c:zip /o:.\ /p:hogefuga %1
shift
goto check
:final

ちなみにhoge[yyyyMMdd]にしたい場合はこんな感じ。

"C:\Program Files (x86)\Lhaplus\Lhaplus.exe" /c:zip /o:.\ /p:hoge%date:/=% %1

※インストール時にインストールフォルダを変更した場合は、「"C:\Program Files (x86)\Lhaplus\Lhaplus.exe"」を変更。

③zip.batを下記のディレクトリに追加する

 ファイルを右クリックして実行できるようにします。今回は「送る」の中にいれました。
 C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo

【補足】Lhaplusのコマンドラインオプション

オプション 説明
/c:[拡張子] [拡張子]の形式で圧縮する
/o:[ディレクトリ] 出力先として[ディレクトリ]を指定する
/p:[パスワード] zip圧縮時に[パスワード]を指定する

スクリーンショット

対象ファイルを右クリックし、「送る > zip.bat」から実行可能。