[Ruby]Windowsで環境セットアップからTDD開発サンプルまで その1


元々はC#使いなんですが、ずっとRubyに興味があったんですよ。
まとまったお休みが取れた際に環境作っていじってみようとして、
「セットアップとか楽勝楽勝!」
とか高括ってたら 全 然 楽 勝 じ ゃ な か っ た のでメモ的な感じに残しておきます。
最短で最適な情報ではない可能性があることは先にご了承ください。
HOWTOと言えるかどうかも怪しい代物だけど、近い境遇の人には参考になるかも?

前提条件

  • 本業がC#使いなので、Windowsに環境作る(勉強のしやすさのため)
  • RubyMineが気になってるけど、最初はとりあえずSublimeで頑張る
  • Rails触ると覚えることがカオスになりそうなのでまずはnot Railsで始める
  • TDD環境(RSpec)を使えるようにする
  • TDD開発でFizzBuzzを作るまでが今回のゴール
  • 当方の環境はWindows7(32bit)です

環境作り ~基本部分のインストール

まずはRubyのインストール

さすがにこれがなくちゃ始まらない。
RubyInstallerからRubyInstallerをダウンロードします。
最新(これを書いてる時点ではRuby 2.0.0-p481)をゲット。
そして素直に実行。
途中で選択が出てきましたが、とりあえず真ん中だけチェックしました。


足りなかったら後で入れればいいや的発想。

インストール階層は少なくともスペースを含むフォルダはNGのようですので、デフォルトのままで。
とりあえず何事もなくインストールが終わったら、コマンドプロンプトからruby -vと打ってバージョンが表示されればOK。

RubyGemsの更新

RubyGemsってのはRubyInstallerの場合は標準で含まれているパッケージ管理システムらしいです。
タイミングによってはRubyGemsの最新版が出ていることもあるので一応更新。
コマンドプロンプトからgem update --systemを実行して、終了するまで待ちます。
終わったっぽいメッセージが表示されればOK。

Rakeの更新

Rakeってのは同じくRubyInstallerの場合は標準で含まれているビルドツールらしいです。
ということで、前項と同じく一応更新。
コマンドプロンプトからgem update rakeを実行します。
コマンドを見ると、早速更新したばかりのgemさんが使われてますねー。
途中、下のように「上書きしていい?」と聞かれるので、「y」と答えてあげます。

その後、終わったっぽいメッセージが表示されればOK。

Bundlerのインストール

Bundlerってのはプロジェクトで使うgemをまとめて管理するツールのようです。
っていうとピンと来ないですが、例えば
「このプロジェクトではAツールのVer1.2、BツールのVer2.5を前提で使います」
ということになったとき、Ruby本体やAツール、Bツールのアップデートがかかってしまったり、微妙に違うバージョンの環境だったりすると、作ったシステムが動かなくてうぎゃー!という可能性もあります。
そこで、Bundlerであらかじめ前提とする環境を作っておいてあげると、その心配がない、と。

と言うことで、コマンドプロンプトからgem install bundlerを実行します。
終わったっぽいメッセージが表示されればOK。
これは新規インストールしたので、正常にインストールされたかを確認しておきましょう。
bundler -vを実行して、バージョンらしきものが表示されたらOKです。
コマンドに-vと付けるとバージョン表示みたいですねー。
なお、このとき「DL is deprecated, please use Fiddle」というエラーっぽいものが出ることがありますが、特に問題ないようなのでスルーします


とりあえず本当に最低限ということで、まずはここまで。