Numpy の便利ツール


Numpyの便利ツール

NumPyは、多次元配列を扱う数値演算ライブラリ
Numpyには、いくつかの便利なツールが存在する

必要なライブラリーなどをインポートする

import numpy as np#Numpyをインポートする
A=np.array([[1,2],[3,4]])#2×2行列を作成する

sum()

行列の全部の要素を足す
引数に0を設定すると行の和を出力
引数に1を設定すると列の和を出力

a=A.sum()
b=A.sum(0)#行の和
c=A.sum(1)#列の和
出力結果
10#a,1+2+3+4
array([4,6])#b,(1+3,2+4)
array([3,7])#c,(1+2,3+4)

mean()

行列の要素の平均を出力する
引数の設定はsum()と同じ

a=A.mean()
b=A.mean(0)
c=A.mean(1)
出力結果
2.5#a
array([2.,3.])#b
array([1.5,3.5])#c

std()

行列の要素の標準偏差を求める

a=A.std()
出力結果
1.118033988749895

var()

行列の分散を求める

a=A.var()
出力結果
1.25

where()

where(条件式,x,y)
:条件式を満たす場合はxを返す
:条件式を満たさない場合はyを返す

np.where(2<A,"over2","under2")
出力結果
array([['under2', 'under2'],
       ['over2', 'over2']], dtype='<U6')