相対パスと絶対パスの違い、使い分け


目次

  1. パスって何?
  2. 相対パスとは?
  3. 絶対パスとは?
  4. どうやって使い分けるの?

1. パスとは?

パス「Path」とは、その名の通り、経路という意味です。
つまり、特定のファイルへのアクセスを可能にします。
Appなどの開発をする際には、import文を使用することで、特定のパッケージなどをインストールして使用することができるようになります。

import 'package:flutter/material.dart';

Flutterで言うと、上記のパスを通すことで、マテリアルデザインのUIパッケージをインストールして使用することが可能になります。

そして、パスには「相対パス」と「絶対パス」という2種類のパスが存在します。


2. 相対パスとは?

簡単に言うと、経路の全てを表示しないパスということです。
例えば、下記ファイルのwidgets.dartというファイルにアクセスしたいとします。

User/Takuro/Developer/flutter/packages/flutter/lib/widgets.dart
ここにアクセスするときは、UserからUser名、Developerと辿ってwidgets.dartへと到達しています。

相対パスの場合は、このパスの一部分である/lib/widgets.dartののように、省略されて表示されることが多いです。
そうすることで、作業負担を軽くしています。


3. 絶対パスとは?

逆に絶対パスは、User/Takuro/Developer/flutter/packages/flutter/lib/widgets.dart
の全てを表示します。
つまり、誰から見ても明確なファイルの場所が表示されるので、リンクとして安定した働きをします。


4. どうやって使い分けるの?

結論、外部からパッケージなどをインストールしたり、外部サイトへのアクセスをする場合は絶対パスを使いましょう。
逆に、内部だけでデータ取得したりするだけであれば、相対パスの使用が望ましいです。

簡単ですが以上です!👍

[参考]