PythonでIIJのMachinistにメトリック送信して可視化
Machinist とは
IIJのサービスに、Machinistというものがあります。
メトリックを送信して、グラフにしてくれるサービスです。
「Getting Started」の「2. データの送信」にbashの例がありますが、これをPythonで書きました。
なお、この記事では、フリープランを利用しています。
環境
- Windows10
- Python 3.9.1
- Machinistサービス
APIキーの取得
メトリックを送信するために、APIキーが必要になります。
Machinist にログインすると、画面右上にMailアドレスが表示されます。
クリックすると、メニューが表示されるので、「アカウント設定」を選択します。
APIキーの項目があるので、コピーしておきます。
Pythonのコード
作るファイルは、2つです。同じディレクトリに置きます。
.config
必要なパラメータを記述します。
取得したAPIキーは、keyに記述します。
[machinst]
agent = Home
namespace = Environment Sensor
metric_name = temperature
key = XXXXXXXXXXXXX
machinist.py
流用がしやすそうなので、クラスにしています。
import configparser
import json
import requests
class metrics():
'''
Usage: metrics([config file])
メトリックをIIJのmachinistサービスに送る。
config_fileは、省略時には「.config」を参照する。
'''
URL = "https://gw.machinist.iij.jp/endpoint"
def __init__(self, config_file=".config"):
'''
クラス作成時に、コンフィグファイルから情報取得する。
'''
config_ini = configparser.ConfigParser()
config_ini.read(config_file, encoding="utf-8")
self.machinst_agent = config_ini["machinst"]["agent"]
self.machinst_namespace = config_ini["machinst"]["namespace"]
self.machinst_metric_name = config_ini["machinst"]["metric_name"]
self.machinst_key = config_ini["machinst"]["key"]
def chk_params(self):
'''
コンフィグファイルから取得した情報の確認用
'''
print(metrics.URL)
print(self.machinst_agent)
print(self.machinst_namespace)
print(self.machinst_metric_name)
print(self.machinst_key)
def send_metric(self, data):
'''
メトリックをサーバに送信する
'''
headers = {"Content-Type": "application/json", "Authorization": f"Bearer {self.machinst_key}"}
body = {
"agent": self.machinst_agent,
"metrics": [
{
"name": self.machinst_metric_name,
"namespace": self.machinst_namespace,
"data_point": {
"value": data
}
}
]
}
result = requests.post(metrics.URL, data=json.dumps(body), headers=headers)
return result
def get_metric():
'''
メトリックの取得
'''
metric = 27.6
return metric
if __name__ == "__main__":
mc = metrics()
# mc.chk_params()
data = get_metric()
rc = mc.send_metric(data)
if rc.status_code == 200:
print("OK")
else:
print(f"NG: Return code {rc.status_code}")
実行すると、このようなグラフが確認できます。
画像は、「ダークUI」に切り替えています。
get_metric()
関数のmetric
の値を変更しながら、何度が実行するとグラフらしくなります。
試していて気が付きましたが、1分間に1つだけプロットするようです。 毎分00秒~59秒の間に複数のメトリックを送信すると、最後に送信されたメトリックがプロットされました。
最後に
お手軽にメトリックをグラフ化できました。
Raspberry Piの温度など、いろいろ試していきたいです。
参考
Machinistの「Getting Started」 : https://machinist.iij.jp/
Author And Source
この問題について(PythonでIIJのMachinistにメトリック送信して可視化), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/yasthon/items/1f385515fd2938fffb3d著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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