Twitterでプチバズってたスマートロックをリスペクトを込めてobnizで再現してみた
まず最初にこのTwitterの投稿をご覧ください。
LINEで操作できるスマートロックのプロトタイプを弊社に実装した(製作7時間・材料費約3500円) pic.twitter.com/DHjcMkFvLS
— うこ (@ukokq) October 8, 2019
先日、このスマートロックの製作者うこさんのお話を聞く機会がありました。
今まで私は、スマートロックって、なんかスゴい仕組みでスゴいことやっていて私には関係ない世界かと思っていました。
それが、うこさんの作品では、まさかサーボモーターとダブルクリップで実現できていました。
目からウロコ、まさにコロンブスの卵でした。
作ったもの
さっそく、リスペクトを込めて obnizで再現してみました。
私が作ったものはこちらです。
【Qiita記事投稿しました】@ukokq さん製作のスマートロックを再現してみました。
— たつや (@tatsuya1970) July 28, 2020
〜『Twitterでプチバズってたスマートロックをリスペクトを込めてobnizで再現してみた』#obniz #protoout https://t.co/CIOZc8ZQET pic.twitter.com/SPzcyl5prr
環境
Node 14.5.0
必要なもの
・obniz Board
・マイクロサーボ SG-5010
・ケーブル(オスーオス)
・ダブルクリップ (100円ショップで購入)
・タッパー (100円ショップで購入)
原理
ダブルクリップで錠のつまみを掴み、サーボモータでつまみを回して開閉します。
工程
構成図
コード
LINE BOT
'use strict';
const request = require('request');
const express = require('express');
const line = require('@line/bot-sdk');
const PORT = process.env.PORT || 3000;
const config = {
channelSecret: 'channelSecret',
channelAccessToken: 'channelAccessToken'
};
const app = express();
app.post('/webhook', line.middleware(config), (req, res) => {
console.log(req.body.events);
Promise
.all(req.body.events.map(handleEvent))
.then((result) => res.json(result));
});
const client = new line.Client(config);
async function handleEvent(event) {
//obnizクラウドへPOST
const options = {
url: "https://obniz.io/events/XXXX/ABCDEFGHIJKLMN/run",
method: 'POST',
form: {"order":event.message.text }
}
request(options, function (error, response, body) {
console.log(body);
})
//LINEチャットボットへ返信
return client.replyMessage(event.replyToken, {
type: 'text',
text: event.message.text //実際に返信の言葉を入れる箇所
});
}
app.listen(PORT);
console.log(`Server running at ${PORT}`);
obnizクラウド
<!-- HTML Example -->
<html>
<head>
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">
<script src="https://obniz.io/js/jquery-3.2.1.min.js"></script>
<script src="https://unpkg.com/[email protected]/obniz.js"></script>
</head>
<body>
<div id="obniz-debug"></div>
<h1>ServoMotor</h1>
<script>
const obniz = new Obniz("obniz ID");
obniz.onconnect = async function () {
const servo = obniz.wired('ServoMotor', {gnd:0,vcc:1,signal:2});
obniz.display.clear(); // ディスプレイを一旦クリアする
//ドアを開く
if (req.body.order=="open") {
obniz.display.print("OPEN");
servo.angle(0.0);
}
//ドアを閉める
else if (req.body.order=="lock") {
obniz.display.print("LOCK");
servo.angle(90.0);
}
}
</script>
</body>
</html>
はまったところ
pwmって何?
最初は obnizクラウドを利用せずに、LINEのチャットボットと「obniz+サーボモータ」を同じプログラム上で実行していました。
その場合、LINEで開閉(投稿)すると、毎回7回目に以下のエラーが出て途方にくれました。
UnhandledPromiseRejectionWarning: Error: No More pwm Available.
ある方から、このエラーは、サーボモータを動かすごとにpwmが消費され、最終的にpwmが枯渇したのではないかご指摘いただきました。
いろいろ試行錯誤して、最終的にはサーボモーターの処理をobnizクラウドに移したら、エラーが出なくなりました。
結局、pwmのことはよく分からず・・・
obonizクラウドでのライブラリ?
Node.jsでは、post通信を受信するには、requestライブラリ、expressライブラリが必要ですが、obnizクラウドではその使い方がわからず、ハマりました。
結局は、req.body にpost通信されたものが入ってることに気がついて事なきを得ました。
そのあたりのことは、こちらをご参照ください。
サーバーレスイベントセットアップ(obniz公式)
最後に
今回私が作ったスマートロックは、たまにエラーはないのに動かなくなるなど不安定です。
それにwifiに依存していること、電源をどうするかなど、実用化するにはまだまだです。
ただ、自分がスゴいと思ったものを真似することで、多くのことを学びました。
お金をかけてなんかスゴいことをしなくても、おおげさにシステム開発しなくても、このように100円ショップで売っているものを有効活用する等のちょっとした工夫でスゴいものができるということを教えてもらいました。
※「ちょっとした」と言いましたが、実はその「ちょっとした」ことを思いつくのがとてもとても難しいです。コロンブスの卵の話のように。
おかげさまで、物事を見る目、電子工作の幅が広がりました。
うこさん、ありがとうございました。
Author And Source
この問題について(Twitterでプチバズってたスマートロックをリスペクトを込めてobnizで再現してみた), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/tatsuya1970/items/e73a602ed7b2cf16e79f著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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