AWS EC2 AmazonLinux2インスタンスにMailCatcherを導入する


目的

  • MailCatcherの実装方法をまとめる。

前提条件

前提情報

  • 本説明で実行するコマンドは特筆しない場合、CentOS7のPCにssh接続を行い実行する物とする。

読後感

  • MailCatcherを起動しブラウザから確認することができる。
  • 筆者は下記作業後のインスタンスに対しMailCatcherの導入を実施する。
  • http://インスタンスのグローバル(パブリック)IPv4アドレス:1080でMailCatcherをブラウザで表示することができる。

概要

  1. インスタンスのグローバルIP確認
  2. セキュリティグループの作成
  3. セキュリティグループの追加
  4. Rubyのインストール
  5. 使用パッケージのインストール
  6. MailCatcherのインストールと起動
  7. 確認

詳細

  1. インスタンスのグローバルIP確認

    1. AWSにログインしてEC2のインスタンス一覧ページを開く。

    2. MailCatcherを導入するインスタンスを選択後下記部分を確認しグローバル(パブリック)IPv4アドレスとプライベートIPアドレスをそれぞれ別々に確認しメモしておく。

  2. セキュリティグループの作成

    1. 下記記事内容を実施してMailCatcher用のセキュリティグループを追加する。
  3. セキュリティグループの追加

    1. 下記記事内容を実施して先に作成したMailCatcher用のセキュリティグループをインスタンスに追加する。
  4. Rubyのインストール

    1. 下記コマンドを実行してRubyをインストールする。

      $ sudo yum install ruby
      
  5. 使用パッケージのインストール

    1. 下記コマンドを実行してruby-develをインストールする。

      $ sudo yum install ruby-devel
      
    2. 下記コマンドを実行してgcc-c++をインストールする。

      $ sudo yum install gcc-c++
      
    3. 下記コマンドを実行してsqlite-develをインストールする。

      $ sudo yum install sqlite-devel
      
  6. MailCatcherのインストールと起動

    1. 下記コマンドを実行してMailCatcherをインストールする。

      $ gem install mailcatcher
      
    2. 下記コマンドを実行してMailCatcherを起動する。指定するのはMailCatcherを導入したインスタンスのプライベートIPアドレスなので注意すること!!!!(「ERROR: Something's using port 1025. Are you already running MailCatcher?」が出た方はこちら→MailCatcher起動時にAre you already running MailCatcher?のエラーが出た

      $ mailcatcher --ip プライベートIPアドレス
      
  7. 確認

    1. ブラウザで下記にアクセスする。指定するのはMailCatcherを導入したインスタンスのグローバル(パブリック)IPアドレスなので注意すること!!!!
    2. 下記のページが表示されることを確認する。

参考文献