Ansible検証用環境を構築する(Docker,VirtualBox)


Ansibleの検証のため、ローカルPCに仮想環境を構築した時のメモ

流行りのDockerで簡単に構築できるスクリプト作成しました!

厳密な検証にはならないですが、こちらのほうが簡単です。
手順はgithubのreadmeのほうに記載してますので参照していただければ

以下はVirtualBox版手順

VirtualBoxインストール

仮想化ソフトはVirtualBoxを使用する
インストールはGUIで簡単にできるので割愛...

VirtualBox内に複数の仮想環境作成(CentOS6)

CentOSの公式サイトからインストール媒体をダウンロードし、それを使用してVirtualBox内に仮想環境を作成する
こちらもGUIで簡単にできるので省略させてもらいます...

以下からが本題です

作成した仮想環境にホストオンリーネットワークを設定する

対象ゲストOSが電源オフの状態でホストオンリーアダプタを割り当てる

※アダプター2に割り当てること。また、この際に自動で振られたMACアドレスは後で使用します

ゲストOSを起動し、ネットワークアダプタが追加されていることを確認

ip addr

※特にいじってなければeth1として追加されているはず

CentOS6のネットワーク設定を行う

以下のパスへ移動し、下の画像のように設定ファイルを修正&作成する
/etc/sysconfig/network-scripts/

  • 最初から存在するifcfg-eth0(NAT)は、ゲストOSで外部ネットワークに接続する時に使用(yum実行時など)
    また、ONBOOT設定をyesにしておくことで、起動時に自動でネットワークが有効になる
  • ifcfg-eth1のMACアドレスは前工程で確認したものを設定
    IPアドレスは192.168.56.0 or 2~99までの値を設定(ホストオンリーネットワークがデフォルト設定の時)

設定を反映させるためネットワーク再起動

service network restart

上記の設定を2台以上行う
(またはクローンして設定変更で作成 https://qiita.com/naonex/items/42bb5ee98afd9bdcfdc1)

Ansible検証編

Ansibleをインストールする

# epelリポジトリから取得する
yum install epel-release

yum install ansible
# ※最新版をインストールしたい時はepel-testingから
yum install ansible --enablerepo=epel-testing

仮想マシン同士で鍵設定を行った後、ansibleの疎通確認コマンドを実行してみる
(鍵設定について詳しく記載すると脱線するので割愛。鍵設定せずにパスワードで接続することもできます)

# ローカル仮想マシン1(192.168.56.11)から、ローカル仮想マシン2へ(192.168.56.12)
ansible all -i 192.168.56.12, -m ping

無事に接続できれば完了
仮想マシンなので壊れても作り直せばいいし、簡単に新品用意してテストとかできるので上手く使いこなそう