【ER図作成】Treasure DataのテーブルをMySQL workbenchへ


概要

この記事ではTreasure Data(以下TD)にあるテーブルをMySQL workbenchへ移行し、ER図を作成するまでの過程を説明していきます。

使ったツール

・MySQL
・sublime text(テキストエディタ)

TDからMySQLへのテーブルの移行方法

最終目的はworkbenchでER図を作成することなのですが、TDから直接workbenchに送る事はできないので、一旦テーブルのカラムを取り出しMySQLへ送ります。

まずはTDにあるテーブルのcolumnを取り出します。
欲しいテーブルのクエリ画面で次のように打ち込むと、column,type,commentのテーブルができます。


show columns
from テーブル名

そしてquery resultの右側にあるdownloadボタンからこのテーブルをcsv形式で保存します。
次にこのデータをMySQL上に移すのですが、commentが邪魔だったり、varcharの後ろに文字数の指定がなかったりと、そのままの形では使えないのでテキストエディタ上で編集します。

(column,データ形式)の形に編集できたらMySQL上にテーブルを作成します。

$ mysql.server start

mysql> CREATE DATABASE データベース名;
mysql> USE データベース名
mysql> CREATE TABLE テーブル名 (column1 style,column2 style,…);

このとき、varchar(50)といったように文字数の指定をしていないとエラーが出るので注意!

MySQLからworkbenchへのテーブルの移行方法

workbenchでmodel横の+ボタンより、新しいER図を作成したら
DatabaseからReverse Engineerを選択します。

このような画面が出てくるのであとは画面の指示通りに進むと

カラム名をアトリビュートとするエンティティが完成します。