社内ものづくり展示会 Pepabo Maker Festival #1を開催しました
2017年12月6日に、私が勤めてるGMOペパボの社内で有志による自由なものづくり展示会 Pepabo Maker Festival #1(略してPMF)を開催しました。
社内でMaker Faireをやったら面白いのではと思ったので、参加者を募って今回初めてやってみました。
PMFについては詳細なイベントレポートがペパボのHRブログに上がってるので、そちらもあわせて読んでいただければと思います。
12月6日「Pepabo Maker Festival」開催しました
なぜ社内でMaker Faireみたいなことをやろうと思ったか
やろうと思った理由はいくつかあります。
- 昨年くらいから社外で自分の作った作品の展示をやるようになり、去年の春にはみんなでものづくりをする部 ペパボMake部も作った。その2つの活動を続けてるうちに、社内で何かを作ってる人と繋がりやすくなり、せっかく面白いものを作ってるのに社内の人に知られていないのがもったいないと思うようになった。
- こういうのを作れる・こういうのに情熱を傾けられるというのが周囲に伝わったら、みんながもっとお互いのことを理解できるようになって、仲良くなって、仕事もしやすくなると思った。仕事でも役立てられる技能をもってるのに、知られずに埋もれてるのがもったいない。
- 忙しいマネージメント職の方たちに、みんなが何をやってるかを知ってほしい。
- 業務外で作ったものを多くの人に直接触ってもらえる場を作る必要があると思った。LTだと一部の人にしか見てもらえないし、プロダクトよりプレゼン資料に力を入れがちになる。
- ペパボでは毎年1回 部署や職種を横断して開発を行うお産合宿というイベントをやってるけど、長年参加してみて1年に1回のスパンだと長過ぎると思うようになった(1年に1回だからいいことも当然あるし、お産合宿はハッカソンだからPMFとは趣旨が違う。なのでお産合宿については1年に1回でいいと思う)。3ヶ月に1回カジュアルに展示する場ができたら、みんなもっと作品やWebサービスやスマホアプリを作るようになるかも。展示ドリブンで3ヶ月に1回みんなが新しいことに挑戦する会社になったら、今よりもっとおもしろくなるはず。
展示内容についてはどうやって決めたか
日本のMaker Faireで展示されてるようなものに展示物を限ってしまうと展示物が集まらないだろうし、何より広がりのないイベントになるなと思ったので「自分で作ったものであれば何でもあり」にしました。
これを決めるにあたって、これまでに展示等で訪れた海外のMaker Faire(深圳、Bay Area、シンガポール、台北)がとても参考になりました。特に火を噴く大型ロボットがいる横でハンドメイドや食料品が並べられてたMaker Faire Bay Areaを特に参考にしました。
日本ではハンドメイドとMakeは別々のイベントで行われることが多いですが、上にあげた国ではその境界線はとても曖昧で、その何でもありの自由な空気感をとても気に入ったので、最初に参加者を募る時にはこんなことを書きました。
PMF(Pepabo Maker Festival)をやります。
自分で作ったものならWebサービスとかアプリで無くてもOK。
ハンドメイドでもイラストでも写真でもゲームでも小説でも動画でも映画でもガンプラでも同人誌でも料理でも音楽でも演劇でも展示可。
仕事の成果見せたり、大学時の研究成果を展示したり、部活動の活動報告をするのもいいですね。コード1行とかの展示もOK。過去作品も未完成のプロトタイプも何でもありです。
結果、Maker FaireとデザフェスとハンドメイドマーケットとMashup Awardsとインターネット闇市が悪魔合体したようなイベントが出来上がりました。
社内に貼ったポスター。お願いしたらデザイナーさんがささっと作ってくれました。
ハンドメイドマーケットサービスを運営する会社ということもあって、ハンドメイド系の展示物は多めでした。社内には他にもまだハンドメイドを作る人がいるので、次回はもっと巻き込みたい。
デザフェス展示勢も参戦。クオリティ高い。
TumblrのGifアニメーションを使ったVJソフトウェア VJTumblr。自分のTumblrアカウントでリブログしたGifアニメーションを使ってVJを楽しむことができる。
展示プラモ部の展示
私もロボットボール Omicroとデザインの変えられるバッジ Matledを展示しました。
ブログやソーシャルアカウント、社内日報で自身の活動についてはかなり頻繁に書いてたので認知されたつもりになってたけど、知らない人が半数以上いたので、こういう形でアウトプットするのも大事だなと思いました。
やってみてどうだったか
展示側で参加した多くの方から「次回も展示側で参加したい」「次回に向けて今から準備します」「次に新しいものを作る意欲が湧いた」という声を沢山いただきました。
ランチ時間と定時後に開催したので、開催時間については改善してほしいという意見を多くいただきましたが、それ以外は概ね満足していただけたのではと思ってます。
開催日程案に関しては、私の出した案があっさり受け入れられてビックリしました。
ものづくりを習慣化するためデザフェスみたいに年数回開催したい、できれば年4回開催したいと考えてたけど、それを初回開催時にいきなり口に出したらドン引きされるかなと思ってました。しかし、話してみたら否定的な意見は全く出なかったです。
私が考えてたよりも、ものづくりの機会や作品を見てもらう場に飢えてる人が社内に多いのかもしれません。
展示を見る側で来てくれた方からは、「今回は急だったので展示側で参加できなかったけど、次回は事前にしっかり準備して参加したい」「だいたいの開催日程が決まってるのは嬉しい。いい目標になる」「展示物をみて、ラフにアウトプットしてもいいんだという気持ちになった」という声を多くいただきました。
それ以外にも「いつも一緒に仕事してる人、ランチに行く人がこんな特技を持ってると知らなかった」「〜は凄いの作ってるので、会社でやったほうがいい」「自分が密かに活動してたのと同じことをやってる人を社内で見つけられた。あの人と組めば一緒に何か作れそう」という声も。
なぜ社内でMaker Faireみたいなことをやろうと思ったかで書いた私がPMFを開催して解決したかったことは、概ね解決に向かって少し前進した気がしています。本当にやってよかったです。
年末の一番忙しい中 色んな形で参加してくださった皆様、ありがとうございました。
まとめ
ペパボにはもっとおもしろくできるという企業理念があります。私はこれがすごい好きで、それについて自分なりに考えた結果今回こんなイベントをやることになりました。
実際やってみて、自分と同じ思いを持ってる人がたくさんいることが分かったのが今回の1番の収穫だなと思ってます。
結論、社内展示会はいいぞ。
次回は3月上旬に開催予定です。今回展示を見て少しでも「面白い」と思った人は次回は展示側でぜひ参加して欲しいです。
各々が一番好きなモノを熱込めてアウトプットすれば、他の人には面白く見えるので、ぜひカジュアルに発信してほしい。 そういう場になるととても嬉しいです。
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