【Git/Github 初心者】基本操作.前編 ~公開鍵の設定、ローカルリポジトリ~


ローカルからリモートへ!とりあえずこれやっとけばいける!

思ったより長くなりそうなので、前編と後編で分けます。
前編は、「1.公開鍵の作成と登録」「2.ローカルリポジトリの設定」です。

基本コマンドとpushまでの流れ

手順
1.公開鍵の作成と登録
2.ローカルリポジトリの設定
3.リモートリポジトリとの紐付け
4.リモートリポジトリへ反映

⚠︎Githubへのアカウント登録済を前提として進めていきます。

1.公開鍵の作成と登録

1.1 公開鍵の作成
ホームディレクトリに移動し下記コマンドを実行します。

terminal.
$ ssh-keygen

実行後に入力が求められますが、全てEnterを押します。
次に作成した公開鍵を出力します。

terminal.
$ cat ~/.ssh/id_rsa.pub

実行後に出力された「ssh-rsa ~~~ ec2-user@---」までをコピーします。

1.2.1 公開鍵の登録
ブラウザでGithubを開き、右上のアイコンをクリックし「Setting」をクリックします。
左側のメニュー欄から「SSH and GPG keys」を選択し、「New SSH key」ボタンをクリックします。
Titleはお好きなものを入力してください。(作成中のファイル名やアプリケーション名だとわかりやすいと思います。例:sample_file)
Keyは先ほどコピーした「ssh-rsa ~~~ ec2-user@---」までを貼り付けます。

入力後、「Add SSH key」ボタンをクリックすると公開鍵の登録ができます。

1.2.2 公開鍵の確認
再びターミナルに戻り下記コマンドで接続の確認を行います。

terminal.

初回接続の場合以下の表示が出ましたら「yes」と入力しEnterを押します。

terminal.
The authenticity of host 'github.com (---.--.---)' can't be established.
RSA key fingerprint is ~~~~~~.
Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])?

「Hi!ユーザーネーム~~~」と表示されたら公開鍵の設定は完了です。

2.ローカルリポジトリの設定

1.1 リポジトリを新規作成する
作業中のディレクトリへ移動し、下記コマンドで新規リポジトリを作成します。

terminal.
$ git init

1.2 変更履歴を保存する
ディレクトリやファイルでの作業後、変更履歴を保存します。

terminal.
$ git add ファイル名     #変更を一括保存したい場合はファイル名の場所に「.」または「*」を入力
$ git commit -m "text"  #textには変更したファイル名などコミットメーセージを入力
ファイルの変更、差分、変更履歴の確認

1.変更の確認
ローカルの状況を下記コマンドで確認することができます。

terminal.
$ git status

作業後(ファイル追加や削除など)、変更保存前にこのコマンドを入力すると保存されていないファイル名などが表示されます。
何も変更がない場合や、変更履歴保存後では「On branch master nothing to commit, working tree clean」と表示されます。

2.差分の確認
編集前後の変更内容(差分)を確認するには、下記コマンドで行います。

terminal.
$ git diff

現在の状況(ワークツリー)と変更履歴保存済の情報(インデックス)との差分が表示されます。差分がなければ何も表示されません。

3.変更履歴の確認
下記コマンドで保存した変更履歴(コミットの履歴)を確認できます。

terminal.
$ git log

前編おわり

次回後編、「3.リモートリポジトリとの紐付け」、「4.リモートリポジトリへ反映」についてです。
Gitのつくりや用語がわからない方はYouTubeとかで探すとわかりやすいと思います。「リポジトリとは??」となった方は探してみてください。(文章からでは理解しづらい部分もあると思うのでここでは説明を省きます。)