SQL(MySQL)入門! データベースの作成


MySQLのインストールが終わり、rootユーザーでログインが完了している前提で始めていきます。


環境
 Windows 10
 MySQL : version(5.7.28)
使用アプリ
 コマンドプロンプト(Windowsマーク押して「cmd」って打ったら出てくるやつ)


データベースの作成

データベース作成のクエリ文

CREATE DATABASE データベースの名前;

実行例 :

「sample_db」という名前のデータベースを作成しました。

Query OK. 1 row affected (0.00 sec)

このように表示されれば、データベースの作成に成功しています。

データベース作成時の補足

CREATE DATABASE IF NOT EXISTS db01;

上記のようにすることで「db01が存在していなければdb01という名前のデータベースを作る」という意味になります。
このようにクエリを書くことで、データベースの重複や、すでにあるデータベースを上書き消去してしまうミスを防ぐことができます。

データベースのオプション

CREATE DATABASE IF NOT EXISTS db01
    CHARACTER SET=utf8mb4
    COLLATE=utf8mb4_bin;
    -- ENCRYPTION='N'
  • CHARACTER SET=utf8mb4 文字コード
  • COLLATE=utf8mb4_bin 照合順序
  • ENCRYPTION='N' 暗号化(Y or N) ※自身の環境(MySQL : version(5.7.28)では実行できませんでした。プラグインのインストールが必要になるようです。

データベースの表示 ・ 指定 ・ 確認 ・ 削除

表示

データベースの一覧を表示
SHOW DATABASES;
※SHOWコマンドはMySQL独自のもの(方言と呼ばれているもの)です

SHOW DATABASES;


先ほど作成した「sample_db」と「character_db」が表示されているのがわかるかと思います。その他にもデータベースがいくつかありますが、管理や運用などで必要なものをMySQLが自前で作成したデータベースなので、得に気にしなくて大丈夫です。(黒で塗りつぶされているところは僕が作成しているデータベースです。)

指定

データベースの指定
USE データベース名;

USE sample_db;

使いたいデータベースを指定します。

このような表示が出ればデータベースの指定は成功です。

確認

データベースの確認
SELECT DATABASE();

SELECT DATABASE();

今、使っているデータベースの確認ができます。

このように表示されればオッケーです。

補足

使っているデータベースのバージョンの確認

SELECT VERSION();

実行結果

このコマンドで現在のデータベースのバージョンを確認することができます。

削除

データベースの削除
DROP DATABASE データベース名;

DROP DATABASE character_db;

「character_db」を削除します。
※この方法で削除してしまったデータベースは基本的に復元することができないので、最新の注意を払って慎重に作業してください。

このように表示されればデータベースの削除は成功です。

本当に削除されたのか確認してみます。

SHOW DATABASES;

表示されたデータベース一覧から「character_db」が消えているのがわかります。

終わりに

SQL(MySQL)の第一歩!ということで、データベース作成、表示、指定、確認、削除と学んできました。
このあとはいよいよテーブル作成などに入っていきます。
SQLの基礎をしっかりと見につけていきたいと思います。