[Tableau Tips #1] Advanced Analytics - Tabpy環境構築
最近よくAdvanced Analyticsというキーワードを耳にしているので、調べてみたらGartnerのIT用語集で以下のように定義しています。
https://www.gartner.com/it-glossary/advanced-analytics
を参照
各BI製品にもAdvanced Analytics対応しているようです。
QlikはAdvanced Analytics Connectorをリリースし、Tableauは2016年のSummitですでにTabpyのベータ版を発表していました。
- Qlik - Introducing Qlik Advanced Analytics Integration
- Tableau - Introducing TabPy: Data Science with Python in Tableau
概要
Tabpyの環境を構築して、TableauでAdvanced Analyticsをやってみたいと思います。
環境
Python開発環境構築 ー PyCharm × Anaconda
で構築したPython開発環境を利用し、その上でTabpyの実行環境を構築します。
構築開始
Anacondaはすでに存在するので、そこに仮想環境を作成し、Tabpyをインストールするイメージです。
Tableau-Python-Server仮想環境作成
Tableau-Python-Serverという名前の仮想環境をconda createコマンドで作成します。
conda create --name Tableau-Python-Server python=2.7 anaconda
インストールするパッケージがずらりとリストアップされます。そしてProceed ([y]/n)?が聞かれますので、yをタイプしEnter押せば構築が続けます。
仮想環境構築完了
Anaconda Prompt(Tableau-Python-Server)が追加されます。Jupyter Nodebookも作られます。
Activate Tableau-Python-Server
Commond Promptを開き、conda info -eで仮想環境の状態を見れます。
conda info -e
activate Tableau-Python-Server
conda info -e
でActive仮想環境がTableau-Python-Serverに移ったことを確認できます。
tabpy-serverインストール
pip install tabpy-server
でtabpy-serverをインストールします。
完了したらプロンプトが戻ってきます。
以下ディレクトリに環境が作成されます。
C:\ProgramData\Anaconda3\envs\Tableau-Python-Server\Lib\site-packages\tabpy_server
tabpy-server起動
startup.batをダブルクリック(or 右クリックの管理者として実行)しますと、
tabpy-serverが起動されます。
接続確認
早速Tableau Desktopから接続してみます。
外部サービス接続の管理
Tableau Desktop -> Menu -> ヘルプ -> 設定とパフォーマンス -> 外部サービス接続の管理 を開きます
外部サービス接続画面で、サーバのIPとポート(9004)を入力して、テスト接続を押します。
接続エラー
早速接続エラーになります。
TabpyサーバはAWS上のEC2インスタンスとして立てているので、セキュリティグループでポートを開ける必要があります。また、Windowsサーバ内のファイアウォールのポートも併せてインバウンド許可します。
ポート&ファイアウォール設定
EC2 - 単にセキュリティグループに9004を追加するのみ
Windows - コントロールパネル -> Windows ファイアウォール -> 詳細設定を押します
受信規則 -> 新しい規則を押して、以下のように追加します。
再接続
環境構築完了
これでAdvanced AnalyticsするためのTabpy環境を構築完了です。
次回は相関関係をダイナミックに計算するAdvanced Analyticsをやってみます。
Author And Source
この問題について([Tableau Tips #1] Advanced Analytics - Tabpy環境構築), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/tanj/items/987334a28fe26d631f73著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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