vimにPowerShellのシンタックスハイライト(キーワードの色付け)を追加する


ほぼ自分向けのメモですが、vimmerのために、PowerShellのシンタックスハイライト(キーワードの色付け)の追加方法をメモしておきます。

追加すると、こんな感じ(↓)になります。

対応前 対応後

追加手順

Windows10 に vim をインストール

インストール済みの人は、飛ばしてOK。

【ここをクリックして開く】Windows10 に vim をインストール

1. KaoriYa-vimのダウンロード

Windows向けのVimである「KaoriYa-vim」を前提とした設定方法です。
KaoriYa-vimは以下のURLからダウンロードできます。

Kaoriya-vim

Linuxでも可能だと思いますが、Linux上でPowerShellを使用することを聞いたことが無いので、とりあえずWindowsだけ解説します。

2. ダウンロードしたKaoriYa-vimを解凍

ダウンロードしたvim82-kaoriya-win64-8.2.1287-20200724.zipを解凍します。

3. 解凍したフォルダを適当な場所に移動する

解凍したフォルダは自分が分かりやすい場所に保存しておきます。
vim82-kaoriya-win64-8.2.1287-20200724の中にあるvim82-kaoriya-win64を移動します。

ここでは例として、vim82-kaoriya-win64を以下のパスに移動しました。

C:\Program Files\vim82-kaoriya-win64

デスクトップ直下でもOKです。
とにかく自分が分かりやすいところに保存すること。

4. 移動後のKaoriYa-vimに環境変数PATHを通す

PowerShell(コマンドライン上)でもvimを呼び出せるようにしたいので、環境変数Pathを設定します

  1. 「コントロールパネル」→「システム」→「システムの詳細設定」を開きます。
    (「システム」は[Windowsキー] + [Pause/Breakキー]で開くこともできます。)
  2. 「環境変数(N)...」をクリック。
  3. 「~のユーザーの環境変数(U)」→「PATH」をダブルクリック。
  4. 「新規(N)」をクリック。
  5. C:\Program Files\vim82-kaoriya-win64(保存先によって異なる)をコピペして「OK」をクリック。

シンタックスハイライトの追加

1. プラグインのダウンロード

以下のURLからプラグインをダウンロードします。

ps1.vim

2. ダウンロードしたvim-ps1-master.zipを解凍

3. 解凍後のvim-ps1-master下にあるftdetectをvim82-kaoriya-win64\vim82下に移動

解凍したvim-ps1-master下にあるffdetectvim82-kaoriya-win64\vim82\に丸ごと移動します。
ここではC:\Program Files\vim82-kaoriya-win64\vim82\下に移動します。

3. 最後にps1ファイルを開いて確認。

適当にps1ファイルを作って、シンタックスハイライトが効いていれば、設定完了です。