QiitaのストックとLGTMを「はてなブックマーク」に移行する


はじめに

Qiitaで、ブックマーク代わりにLGTMやストックを使用している人もいるでしょう。
昨今、なにが起こるかわからない世情を考えてみるに、一つのサービスだけでブックマークを保持しておくと、リスクになります。

今回は、せっかく貯めた、LGTMやストックの情報を、はてなブックマークに移行するスクリプトを書いてみます。

なお、私のケースでは以下のように移行されました。
https://b.hatena.ne.jp/mima3/Qiita/

Qiitaのストック

登録したはてなブックマーク

環境

Windows10
Python 3.7.4

事前準備

QiitaのAPIを実行する準備

下記を参考にアクセス用のトークンを取得してください。
https://qiita.com/mima_ita/items/ec33706c20f11a95516a

はてなブックマークのRESTAPIを実行する準備

下記を参考に、はてなブックマークのRESTAPIを実行するためのConsumer KeyとConsumer Secretを作成してください

はてなブックマークのREST APIを利用する

使用方法

(1)以下からスクリプトを取得します
https://github.com/mima3/qiita_exporter

(2)LGTMをJSON形式でエクスポートします

python export_qiita_lgtm.py QiitaのID lgtm.json

(3)ストックをJSON形式でエクスポートします

python export_qiita_stock.py  QiitaのID "Qiitaのアクセストークン" stock.json

(4)作成したJSONを、はてなブックマークに登録します。

python import_hatena_bookmark.py はてなユーザID はてなパスワード はてなのConsumerKey はてなのConsumerSecret lgtm.json stock.json

ブックマークに登録の際、Qiitaの記事にあったタグのほかに[Qiita]というタグを付与して登録しています。

解説

LGTMについては残念ながらQiitaのAPI経由で取得することはできません。

下記のページで、スクレイピングでQiitaの「いいね」一覧を取得するで先駆者様がいましたが、これは全部の記事に対して自分が「LGTM」または「ストック」しているか調べる挙動になっているようです。

2020年4月段階では画面としてLGTMした記事が見れるので、今回は画面を解析して取得しています。

当然、画面の解析のためQiitaの画面の仕様変更であっさり動作しなくなる可能性があります。

いろいろなまとめ

今回はストックやLGTMを、はてなブックマークに移行してみました。
また、いままでに記事をGitHubWordPressに移行する方法も紹介しています。

編集リクエストや、自動保存、ページ内の目次とか色々、便利な機能があるQiitaでありましたが、なにがあるかわからない世の中なので、皆様もそれぞれの方法で移行先を探してみるといいと思います。