Jupyter Notebookの背景色やフォントをかっこよく変更する


概要

白背景でちょっと疲れるjupyternotebookの背景色を変更する。

追記:好みの設定を追記。セル幅は-cellw 90% のような感じでブラウザの表示領域に対する比率で指定も可能で、なかなか使い勝手がよさそう。

jt -t onedork -f inconsolata -T -N -cellw 90% -tfs 11

環境

  • Windows10 64bit
  • Anaconda3-5.1.0-Windows-x86_64

背景色やフォントの変更

jupyterthemesのインストール

コマンドプロンプトでAnaconda3のディレクトリに移動し、pipでjupyterthemesをインストールする。

$ pip install jupyterthemes

以下コマンドでアップグレードできる

$ pip install --upgrade jupyterthemes

ちなみに現在利用可能なテーマは以下の通り

$ jt -l
Available Themes:
   chesterish
   grade3
   gruvboxd
   gruvboxl
   monokai
   oceans16
   onedork
   solarizedd
   solarizedl

詳しくはこちら
jupyter-themes

テーマ・フォントの変更

$ jt -t onedork -f Ricty Diminished -T -N

-tでテーマをonedork、フォントはRicty Diminished(よく使われるプログラミング用のフォント)
Ricty Diminished
にする。
-T -N でツールバーやファイル名を表示できる。

※追記
https://qiita.com/damyarou/items/e1204d9f58bf86b4a4c9
で指摘されているように、-f Ricty Diminished が効かないようなので,フォントの変更について、 custom.css を直接変更する方法を追記します。

.jupyter\custom\custom.css (私の環境だとC:\Users\下にありました。)を編集モードで開き、

# ソースコードセル
div.CodeMirror,
div.CodeMirror pre {
 font-family: "Ricty Diminished";
 font-size: 13pt;
}
# 結果出力セル
div.output_subarea.output_text.output_stream.output_stdout,
div.output_subarea.output_text {
 font-family: "Ricty Diminished";
 font-size: 13pt;
}
div.output_area pre {
 font-family: "Ricty Diminished";
 font-size: 13pt;
}
# テキスト、MarkDownセル
div.text_cell,
div.text_cell_render pre,
div.text_cell_render {
 font-family: "Ricty Diminished";
 font-size: 13pt;
}

いろいろカスタマイズしたい場合は、cssをいじればいろいろできるはずです。

上のコマンドで設定したjupyternotebookはこんな感じ