UbuntuPCでキーボードレイアウトがUSから戻らなくて困った話


現象

表題の通り、UbuntuPC(20.04)のキーボード設定がUS配列から戻らなくなってしまった。

やったこと

mozc-ibusのキーボード設定の確認

  1. 画面右上の「設定」からレイアウト変更
  2. /usr/share/ibus/component/mozc.xmlの編集
  3. 適当なエディタで設定ファイルを編集する。
$ sudo nano /usr/share/ibus/component/mozc.xml 

デフォルトだとlayoutタグが以下のようになっているので、defaultをjpに変更する。

<layout>default</layout> #<layout>jp</layout>に変更	

結果→変化なし

mozc-ibusの再インストール

$ sudo apt-get remove ibus-mozc
$ sudo apt-get install  ibus-mozc

結果→変化なし

sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration

キーボードレイアウト設定のウィザードを開いて設定する。

$ sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration
Generic 105-key (Intel) PC > Japanese > Japanese > The default for the keyboard layout > No compose keyを順に選択

結果→変化なし

Xorgの設定編集(解決)

Xorgのキーボードレイアウト設定を確認しようとしたところ、設定ファイル自体がなかったので、Xorg でのキーボード設定を参考に、/etc/X11/xorg.conf.d/00-keyboard.confを作成・編集した。

$ sudo nano /etc/X11/xorg.conf.d/00-keyboard.conf
/etc/X11/xorg.conf.d/00-keyboard.conf
Section "InputClass"
        Identifier "system-keyboard"
        MatchIsKeyboard "on"
        Option "XkbLayout" "jp,us"
        Option "XkbModel" "pc104"
        Option "XkbVariant" ",dvorak"
        Option "XkbOptions" "grp:alt_shift_toggle"
EndSection

この後、再起動するとキーボードレイアウトが日本語仕様に変更されていた。