GitHub Desktopから卒業したい人のためのGitコマンド まとめ


GitHub Desktopに慣れ親しんできたけど、そろそろ卒業したくなったみなさまへ。きっと、私のほかにもいるはずだ! と思ったので基本動作と思われるものを中心にまとめます。

ブランチ

一覧を見る

$ git branch # ローカルブランチ
$ git branch -r # リモートブランチ
$ git branch -a # すべてのブランチ

作成・変更・削除する

$ git branch [ブランチ名]  # 作成
$ git checkout [ブランチ名]  # 変更
$ git branch -d [ブランチ名]  # 削除

ブランチ関連は、このあたりでやっていること。

変更ファイル

一覧を見る

$ git status
On branch xxxxxx
Changes to be committed:
  (use "git reset HEAD <file>..." to unstage)

        modified:   package-lock.json
        modified:   package.json
        new file:   src/components/Message.vue
        new file:   src/components/Rate.vue
        modified:   src/router/index.js

要するに、この部分の情報。

コミットの対象にする

$ git add .

.はカレントディレクトリを意味する。この場合、画像でいう以下の操作に近い。なお、git addの後、空欄区切りでファイル名を指定していくこともできる。

addがやっていることに関しては「ステージングエリア」の理解も必要。以下が可愛い。

また、コマンドのバリエーションについては以下も参考にしたい。

差分を確認する

$ git diff HEAD # 前回コミットとの差分

GitHub Desktopでいう、これ。

コマンドを打つと、差分は以下のように表示される。

diff関連のコマンドは非常に豊富なので、以下を参照。

コミットする

$ git commit -m "コメント"

ここで言う"コメント"は以下の部分。

note: コミットのコメントを書き換える

undoで戻って、編集したくなる人は覚えておきたい。

$ git commit --amend

プッシュする

$ git push -u origin [ブランチ名] # そのブランチではじめてのpush
$ git push # そのブランチで2回目以降のpushなら省略できる

originとはリモートリポジトリが置いてある場所を意味する。上のコマンドはoriginのどのブランチにプッシュするか、という意味。

pushはこのボタンでやっていること。

さいごに

とにかく、普段使っている操作、目についたものから列挙してみました。常日頃から「それってGitHub Desktopで言う、どれよ」という熟練者には伝わらない切なさも感じていたので、これを機にGitHubへの理解を深めたいなと思い、まとめました。少しでもお役に立てることがあればうれしいです。