Kobitoを複数のPCで共有する方法:Github管理
概要
エンジニア関連のメモは、すべてKobitoで管理しています。
個人開発と会社開発で学んだことをKobitoに書き込んでいますが、どのように共有すれば良いか試行錯誤しました。
最初はDropboxにデータを上げて同期する方法をやってみましたが、リアルタイムで反映されずに差分が発生し、データが壊れてしました。
そこでGithub管理にしたところ、コンフリクトさえ起きないように注意すれば、正常にデータが反映されて複数のPCでも楽に共有できます。
その手順を紹介します。
前提
必要となる知識
Git
- Githubで管理するので、Gitの基本的な使い方を知っている必要があります。
- Gitの使い方はこちらを参照ください。
Githubに公開鍵を登録する方法
- 複数のPCでGithubにアクセスするので、その方法を知っている必要があります。
- 公開鍵を登録する方法は以下を参照ください。
できなかった同期する方法
KobitoのファイルをDropboxで同期とる(Kobito2.2.0)
Dropboxにデータを置いて、共有する方法です。
こちらにも書いてありますが、現状うまく同期できずに差分が発生します。
手順
Kobitoのデータが格納されている場所を確認
- まずKobitoデータがどこにあるかを調べます。
- 基本的には以下の場所にあるので、移動します。
$ cd ~/Library/Containers/com.qiita.Kobito/Data/Library/Kobito
- 内容を確認します。
$ls -1
Backups
Kobito.db
Kobito.db-shm
Kobito.db-wal
- ここで表示された
Kobito.db
類がデータとなります。 - この
~/Library/Containers/com.qiita.Kobito/Data/Library/Kobito
をGithubで管理することで複数のPCで共有します。
Githubに登録
リポジトリの作成
- Githubで『New repository』をクリックします。
リポジトリの登録
Repository name
-
Kobito
と入力します。 - ここはローカルのディレクトリ名と同じにする必要があります。
Description
- 適切な説明を入力します。
repositoryの種類
- 個人データなのでPrivateが望ましいです。
- 実際に共有できるか試す場合は、一旦Publicにしても良いと思います。
準備できたら登録
- 『Create repository』をクリックします。
登録するコマンドの表示
- リポジトリを作成すると以下の画面になります。
- 赤囲みで表示されているコマンドを入力していきます。
Kobitoをリポジトリにプッシュ
- PCにてKobitoにいるか確認します。
$ pwd
/Users/user_name/Library/Containers/com.qiita.Kobito/Data/Library/Kobito
- 先ほど表示されたコマンドを1つずつ実行していきます。
$ echo "# Kobito" >> README.md
$ git init
$ git add README.md
$ git commit -m "first commit"
$ git remote add origin [email protected]:user_name/Kobito.git
$ git push -u origin master
- これでリポジトリにプッシュができました。
他のPCでもKobitoを共有する
リポジトリにプッシュしたPC以外での作業です。
- そのPCにもKobitoをインストールします。
- 以下の場所に移動します。
$ cd ~/Library/Containers/com.qiita.Kobito/Data/Library/
- 一旦Kobitoディレクトリを削除します。
$ rm -rf Kobito/
- GithubのリポジトリからKobitoをクローンするコマンドをコピーします。
- コピーしたコマンドを実行します。
$ git clone [email protected]:user_name/Kobito.git
- Kobitoディレクトリが作成されているか確認します。
$ cd Kobito/
$ pwd
/Users/user_name/Library/Containers/com.qiita.Kobito/Data/Library/Kobito
- データを確認します。
$ ls -1
Backups
Kobito.db
Kobito.db-shm
Kobito.db-wal
- これでGithubのリポジトリからKobitoを持って来れました。
- Kobitoを立ち上げると、リポジトリにプッシュしたPCの内容と同じが表示されます。
- もし表示されない場合は、一度Kobitoを終了してから、もう一度開いてください。正常にデータが読み込めていない可能性が高いです。
- 以上が複数のPCでKobitoを共有する方法になります。
コンフリクトが起きた時の解消方法
- コードのようにコンフリクトした箇所を修正して、最新状態にすることができません。
- なので、Githubからもう一度クローンします。
手順
- コンフリクトしたPCで以下のディレクトリに移動します。
$ cd ~/Library/Containers/com.qiita.Kobito/Data/Library
- Kobitoを削除します。
$ rm -rf Kobito/
- githubからクローンします。
$ git clone [email protected]:user_name/Kobito.git
- 以上で解消します。
Author And Source
この問題について(Kobitoを複数のPCで共有する方法:Github管理), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/iwaseasahi/items/f38c450365573aa154ad著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
Content is automatically searched and collected through network algorithms . If there is a violation . Please contact us . We will adjust (correct author information ,or delete content ) as soon as possible .