-debug(C#コンパイラオプション)
-debugオプションを選択すると、コンパイラはデバッグ情報を生成し、出力ファイルまたはファイルに配置します.構文
-debug[+ | -]
-debug:{full | pdbonly}
じこへんすう
+ | -
+または-debugのみを指定すると、コンパイラはデバッグ情報を生成し、この情報をプログラムデータベース(.pdbファイル)に格納します.-(-debugを指定しない場合に有効)を指定すると、デバッグ情報が作成されません.full | pdbonly
コンパイラが生成するデバッグ情報のタイプを指定します.完全なパラメータ(
-debug:pdbonlyが指定されていない場合に有効)を使用すると、デバッガを実行中のプログラムにアタッチできます.pdbonlyを指定すると、デバッガでプログラムを起動するときにソースコードのデバッグが許可されますが、実行中のプログラムがデバッガに添付されている場合にのみアセンブリが表示されます.コメント
このオプションを使用してデバッグバージョンを作成します.
-debug、-debug+、または-debug:fullが指定されていない場合は、プログラムの出力ファイルをデバッグできません.-debug:fullを使用する場合は、最適化されたJITコードの速度とサイズに一定の影響があり、-debug:fullを含むコード品質にも一定の影響があることに注意してください.-debug:pdbonlyまたはPDBを使用しないでパブリケーションコードを生成することを推奨します.コメント
-debug:pdbonlyと-debug:fullの違いは、-debug:fullを使用すると、JITコンパイラに利用可能なデバッグ情報があることを通知するために、コンパイラがDebuggableAttributeを発行することである.したがって、-debug:fullを使用する場合、falseに設定されたDebuggableAttributeがコードに含まれている場合、エラーが発生します.アプリケーションのデバッグ・パフォーマンスの構成方法の詳細については、イメージのデバッグを容易にするを参照してください.
.pdbファイルの場所を変更するには、-pdb(C#コンパイラオプション)を参照してください.このコンパイラオプションをVisual Studio開発環境で設定する
このコンパイラオプションをプログラミングで設定する方法については、
DebugSymbolsを参照してください.例
デバッグ情報は、出力ファイル
app.pdbに格納される.csc -debug -pdb:app.pdb test.cs