エンティティとリレーションシップ


ER図

ER図は特にデータベースを設計する際に用いられている。これらは四角形を用いて表現される。

参考
http://itref.fc2web.com/technology/entity_relationship_diagram.html

エンティティ

対象物のまとまりデータベースを設計する時に、人・物・場所・事象・概念・サービスといった対象物を同一のカテゴリーでまとめたもの。

参考
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070226/263243/

「1対多」または「1対1」のリレーションシップでは、片方のエンティティを親エンティティ、もう片方のエンティティを子エンティティと呼びます。

「1対多」の場合

「1対多」のリレーションシップにおける親エンティティと子エンティティの定義は、次の表のようになります。

  分類 定義     
親エンティティ 「1」の側のエンティティ
子エンティティ 「多」の側のエンティティ

「1対1」の場合

「1対1」のリレーションシップを「1対多」のリレーションシップの特殊形と考え、片方を親エンティティ、もう片方を子エンティティと見なします。

リレーションシップ

親エンティティと子エンティティの間のリレーションシップは、依存リレーションシップと非依存リレーションシップに分類されます。

  分類 定義                       
依存リレーションシップ 子エンティティの主キー属性が、親エンティティの全ての主キー属性を含んでいるようなリレーションシップ
非依存リレーションシップ エンティティが親子関係を持つが、依存リレーションシップの定義にあてはまらないリレーションシップ

依存リレーションシップの例

「受注」が親エンティティ、「受注明細」が子エンティティです。「受注明細」の主キーに、「受注」の主キーである「受注ID」が含まれています。このため、このリレーションシップは依存リレーションシップとなります。
非依存リレーションシップの例

「受注明細」の主キーは、「受注」の主キーである「受注ID」を含みません。(「受注ID」は単なる外部キー) このため、このリレーションシップは非依存リレーションシップとなります。