みんなの為のMySQLまとめ（６）

参考
http://homepage2.nifty.com/sak/w_sak3/doc/sysbrd/mysql_11.htm

■抽出問い合わせ(抽出条件、条件抽出)

・単純な抽出条件は次のように指定する。
この例では、key1 が「a001」のものだけが問い合わされる。

select * from testm
where key1 = 'a001'
order by key1
;

・この例では、key1 が「a001」以外のものだけが問い合わされる。

select * from testm
where key1 <> 'a001'
order by key1
;

・この例では、data3 が NULL のものだけが問い合わされる。
(空列検索、NULL 列検索、NULL 検索、NULL 抽出)

select * from testm
where data3 is null
order by key1
;

・この例では、data3 が NULL でないものだけが問い合わされる。
(NULL 以外)

select * from testm
where not data3 is null
order by key1
;

・範囲抽出条件は次のように指定する。
この例では、key1 が「a000」～「a999」の範囲が問い合わされる。

select * from testm
where key1 >= 'a000' and key1 <= 'a999'
order by key1
;

・SQL 関数を用いての抽出条件は次のように指定する。
この例では、key1 が「a」で始まるものが問い合わされる。

select * from testm
where substring(key1, 1, 1) = 'a'
order by key1
;

・substring() を使うより、マッチパターンの like を使う方が便利である。
この例では、key1 が「a」で始まるものが問い合わされる。

select * from testm
where key1 like 'a%'
order by key1
;

・like では、ワイルドカードの「%」と一文字マッチ用の「_」が使える。
この例では、key1 が先頭はなんでもよいが、それ以降が「001」のものが問
い合わされる。しかし、最後に「%」がないと抽出されない。

select * from testm
where key1 like '_001%'
order by key1
;

・between では、値の範囲を指定できる。
この例では、data3 が 10 ～ 100 のものが問い合わされる。

select * from testm
where data3 between 10 and 100
order by key1
;

・and では、条件を共に満たす抽出がてきる。
この例では、data1 と data2 が 10 より上のものだけが問い合わされる。

select * from testm
where data1 > 10 and data2 > 10
order by key1
;

・or では、各条件を満たす抽出がてきる。
この例では、data1 か data2 のどちらが 10 より上のものが問い合わさ
れる。

select * from testm
where data1 > 10 or data2 > 10
order by key1
;

・and と or の組み合わせは、優先順位を () で必ず指定するようにする。
この例では、data1 か data2 のどちらが 10 より上のもので、key1 の先頭
が「c」で始まるものだけが問い合わされる。

select * from testm
where (data1 > 10 or data2 > 10) and key1 like 'c%'
order by key1
;

■ソート(並べ換え、並べ替え)

・order by 句でソート順が指定できる。
この例では、key1 の昇順に問い合わされる。

select * from testm
order by key1
;

・desc を指定すると降順になる。
この例では、key1 の降順に問い合わされる。

select * from testm
order by key1 desc
;

・ソートオーダは複数項目指定できる。
この例では、data1 の大きい順で key1 の昇順に問い合わされる。

select * from testm
order by data1 desc, key1
;