2週間でAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイトに合格したので、合格までの目安と知識をまとめてみます


はじめに

こんにちは、Tamariと申します。
この度、AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト試験に合格したので、(1回落ちて、2回目での合格)合格までの目安などや必要となる知識をまとめられたらと思います。

前提

・未経験

私自身、社会人15年目ぐらいになりますが、新卒の会社と、直近の2年間くらいしかIT業界におらず、AWSというサービスの概要は知っていましたが、実際には操作したこともなく、細かいEC2、S3等のサービス名は知らず、未経験となります。

やったこと

全体像をつかむ

未経験でサービス名とか全くわからない状態だと、問題読んでもさっぱり何を言っているのかわからないので、まずはUdemyと黒本を用いてサービス全体を掴むような学習をしました。

Udemy

Udemyでは以下のコンテンツで学習をしました。22時間とありますが、動画の時間が22時間なので、ハンズオンを合わせると、動画を1.5倍速でやったとしても、30時間以上はかかるかと思います。
・これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(初心者向け22時間完全コース)

黒本

黒本も全体的なサービスの説明や、試験で問われる可用性などの観点事に章がまとまっているので、読んで参考にしました。上記のUdemyコンテンツをやり終えた後だと、比較的内容がスッと入ってきました。また、模擬テストもついてるので繰り返し解きました。
徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書

問題演習

問題演習を行ったのは、以下の4種類です。
主観ですが、難易度を1〜3に分類してみました。
No.1〜3を2回ずつくらい解いた時点で、1回目の模擬試験を受けたのですが、700点で不合格でした。。(おそらく後1問正解していれば合格。。)

No 模擬試験名 難易度 テストの数 
1 黒本 1.5 1
2 Amazon公式 1 1
3 これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(初心者向け22時間完全コース(Udemy) 2 3
4 AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(5回分325問) (Udemy) 3 4

1回目の本試験受験時の習熟度と結果

No 模擬試験名 1回目正答率 2回目正答率 
1 黒本 49% 83%
2 Amazon公式 72% -
3 これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(初心者向け22時間完全コース(Udemy)模擬試験① 35% 64%
4 これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(初心者向け22時間完全コース(Udemy)模擬試験② 41% 75%
5 これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(初心者向け22時間完全コース(Udemy)模擬試験③ 52% 75%

模擬試験は受験後、解説を理解し、繰り返し受験することで、点だった知識が徐々に線になっていく感覚がありました。学習を始めてから1週間後に試験を受けましたが、700点で不合格でした。。
5種の模擬試験で、7割程度正解できるようになっていましたが、試験問題は多種多様で、模擬試験よりも難しいなと感じた問題もありました。

2回目の本試験受験時の習熟度と結果

後ほど、まとめられたらと思います。
試験については、無事合格していました。

必要となる知識

合格までに必要となる知識を順次まとめて行ければと思います。

AWSサービス全体の概要

AWS Well-Architectedフレームワーク

AWSがサービス開始依頼、多くのユーザーにクラウドサービスを提供してきた経験をベストプラクティス集として整理したもの。

以下の5つの観点がある

  • 運用上の優秀性
  • セキュリティ
  • 信頼性
  • パフォーマンス効率
  • コスト最適化

AWS Well-Architectedフレームワーク

AWSインフラストラクチャの概要

■リージョンとAZ

AWSは世界中にリージョンとアベイラビリティゾーン(AZ)がある。
リージョンは世界中に20箇所程度あり、そのリージョンの中に複数のAZがある。
各AZ間は、冗長化された高速なネットワークで接続されており、それぞれの地理・電源・ネットワークが独立した施設で構成されているため、天災などの場合も、他のAZでシステムを継続することが可能。

■エッジロケーション

Amazon CloudFrontのコンテンツやAmazon Route 53のDNSサービスを利用するためのデータセンターでAZより多い。ユーザーは、地理的に近いエッジロケーションから配布されるコンテンツを利用することで、低レイテンシーで効率よくコンテンツを配布可能。

■AWSのサービス範囲
AWSサービスの範囲は以下の3種類に分類できる。

サービス範囲 説明 サービス例
グローバルサービス リージョンに依存しないサービス IAM,CloudFront,Route53
リージョンサービス 特定のリージョン内でのみ利用するサービス VPC,DynamoDB,Lambda
アベイラビリティゾーンサービス 特定のAZ内で利用するサービス VPCのサブネット,EC2,RDS

長くなりそうなので、順次追記していきます。