boot2docker のコマンドを確認する


経緯

知人に「dockerいいよ!」と勧められ、ずっとやってなかった。

なぜ?ってどんなツールか知らずに入れたくなかった。
ただ、社内でもどうなんだろうね?的な流れになってきたので、まずはコマンドの内容を確認する。

※ dockerコマンドも別の機会に確認しようと思います。

インストール

では、まずはインストールをしていきましょう。
公式ドキュメントには、curlで持ってくるとのことでしたが、
homebrewでもインストールできるみたいなので、そちらからインストールします。

参考:OS X をサポートした Docker 0.8 を試す

$ brew update
$ brew tap homebrew/binary
$ brew install docker
$ brew install boot2docker

これでまずはインストール完了です。
以降、dockerを行っていく上での基礎となるOSインストール作業を行っていきます。

$ boot2docker init
$ boot2docker up
$ export DOCKER_HOST=tcp://

boot2docker コマンド

では、今回の本題、コマンドを確認していきます。

今回確認したバージョンはこちら。

$ brew info boot2docker
boot2docker: stable 0.8.0, HEAD
https://github.com/boot2docker/boot2docker
/usr/local/Cellar/boot2docker/0.8.0 (4 files, 32K) *

boot2docker/boot2dockerのGithubはこちら。

$ boot2docker
Usage /usr/local/bin/boot2docker {init|start|up|save|pause|stop|restart|status|info|delete|ssh|download}
$ boot2docker init

vagrantをご使用の方ならお馴染み。
Docker用の仮想マシンを立ち上げる時の設定を行う。

isoファイルの場所を変えたり、自分で作ったりする場合には、
設定ファイル$HOME/.boot2docker/profileを作成して以下の内容を記述する。

VM_NAME:VirtualBox での VM の名前 (デフォルト:boot2docker-vm)
DOCKER_PORT:ホスト側で docker 用に使うポート (デフォルト:4243)
SSH_HOST_PORT:ホスト側で ssh サーバー用に使うポート (デフォルト:2022)
VM_DISK:vmdk ファイルのパス (デフォルト:${BOOT2DOCKER_CFG_DIR}/${VM_NAME}.vmdk)
VM_DISK_SIZE:vmdk の容量 (デフォルト:40000メガバイト)
VM_MEM:メモリ (デフォルト:1024)
BOOT2DOCKER_ISO:ISO ファイルのパス (デフォルト:${BOOT2DOCKER_CFG_DIR}/boot2docker.iso)

参考:
boot2dockerの仮想マシンディスクを外部ディスクに移動する
boot2dockerでdockerを試す

$ boot2docker start

boot2dockerを最新バージョンに上げる時に利用する。
$ boot2docker stopで止めて、$ boot2docker downloadでアップデート。
そして$ boot2docker startで再度起動する流れ。

$ boot2docker up

$ boot2docker initでDocker用のVMを設定した後、起動する。

$ boot2docker save

稼働しているDocker用のOSを保存してくれる。

$ boot2docker save
[2014-04-22 15:41:17] Suspending boot2docker-vm...
0%...10%...20%...30%...40%...50%...60%...70%...80%...90%...100%
$ ls -l /Path/to/VirtualBox\ VMs/boot2docker-vm/
(省略) 4 22 15:43 boot2docker-vm.vbox-prev

なお、OSの保存は上書きされるみたいです。

$ boot2docker pause

稼働しているDocker用のOSをサスペンドする。

$ boot2docker stop

稼働しているDocker用のOSを止める(シャットダウンする)。

$ boot2docker restart

稼働しているDocker用のOSを再起動する。

$ boot2docker status

Docker用のOSが稼働しているか確認する。

$ boot2docker info

Docker用のOSの設定情報を確認する。

$ boot2docker delete

Docker用のOSのVMを削除する。

$ boot2docker ssh

Docker用のOSにssh接続する。
デフォルトのssh接続は、
user: docker / pass: tcuser

$ boot2docker download

boot2dockerをアップデートする。

全般で参考にしたサイト

Docker Installation Mac OS X