Milkcocoaの歩き方 - 2015年12月版 #mlkcca


Milkcocoaアドベントカレンダー1日目です。 @n0bisukeです。

Milkcocoaについて概要を書いていこうとしたら明日の @bakuonboogieくんの記事ネタと被りそうだ。と思いつつ先行優位性を発揮してそのまま書きますね。笑
(そして"○○○の歩き方"ってそれっぽいタイトルをつけてみましたが気にしない。)

Milkcocoaの概要と、2015年でざっくりと変わったこと、情報の調べ方などを書きます。

Milkcocoaとは?

リアルタイム通信、IoTデバイスとの接続などが簡単にできるようになるバックエンドサービスです。
福岡発のスタートアップであるテクニカルロックスターズが開発しています。

去年からの流れ

去年の時点ではフロントエンド開発者でもバックエンドの機能を使える、という売り出し方をしていました。 フロントエンド開発者がMilkcocoaのAPIを呼び出すことで、リアルタイム通信やデータ保存、認証などができるようになるということで、バックエンドのエンジニアいらないんじゃないかくらいのインパクトがありました。

こういったサービスはBaaSと呼ばれていて、FacebookのParseやGoogleのfirebaseといったサービスが台頭していて、Milkcocoaは優位性が出しにくい状態になっていました。

去年BaaS Meetupを実施し、このときに色々なBaaS事業者の方に集まっていただき議論をしたのですが、BaaSという言葉はすでに終わってる感があるとのことでした。みんなIoT側にシフトしていってますね。

そこで去年の5月くらいに大幅アップデートを加えて、MilkcocoaはIoTのバックエンドをサポートするサービスという方向性にシフトしていきました。

去年のMilkcocoaとの違い

では具体的に何が違うのかというと、 IoT対応したという点が大きいです。 具体的にはMQTTというプロトコルに対応したことが大きいと思っています。

今まではSocket.io+Node.jsをベースに構築されていた構成をErlang+MQTT(フロントエンド側のSDKは確かsock.js)という構成に変え、様々な言語の既存のMQTTクライアントを使うことでSwiftやGolangといった今まで対応していなかった言語にも対応できるようになっています。

またArduinoやESP8266への対応。 http://blog.mlkcca.com/ MilkcocoaブログでのIoT開発の情報発信なども始めていて、IoTに注力しています。

  • Aruduino / ESP8266
  • Raspberry Pi
  • Intel Edison
  • Tessel

これらのマイコンボードデバイスでMilkcocoa連携可能という確認ができています。MQTTクライアントを使うことで使用できる言語の幅がかなり広がったので、大抵のプログラム可能なデバイスでは動くかもしれません。

去年まではJavaScript SDKとNode.js SDKしかなかったですが、一気にプラットフォームが増えましたね。

Milkcocoaの情報の集め方

さて、Milkcocoaも去年と比較するとだいぶ情報が多くなってきました。
どこで情報を得るのがいいのかの現時点の情報をまとめます。

また、Milkcocoaは2015年5月に大幅アップデートがありました。それ以前の記事や情報には注意してください。

基本

コミュニティ

開発者たちの記事

個人

分からないことはこの辺りに聞くといいです。https://teratail.com/tags/Milkcocoa で質問してくれたら大体答えます。

追加してほしいリンクがあれば教えて下さい!

12月4日にイベントやります!

リアルイベントで開発者と繋がりましょう! 12/4にMeetup vol5を実施します。

ぜひ参加してください!

実際に開発者やユーザーと関わると情報量も増えていいですよね。

まとめ

Milkcocoaの話をしました。去年は全く情報が無い中で使っていましたが、現時点ではかなり情報が増えてきています。

情報が増えてきているというありがたい悩みなのですが、それによって迷う人が増えているのも事実だと思います。

そんな感じでまとめを行うのはけっこう重要かもなと書きながら感じてました。

これからMilkcocoaを触ってみようと思っている方は↑で貼ったリンクをもとに情報を調べてみてください。

最後に

アイディアを最速で形にしたい
そんな想いがあると思っています。

Milkcocoaはすごく直感的で使いやすいインターフェイスを用意してくれています。
Milkcocoaは全くの初心者が触ってコピペしてみると動く。というように成功体験までの敷居がものすごく低いです。

技術的な敷居が下がるので、クリエイターはアイディアやデザインなど別の部分に注力することが可能になります。 作りたいものがあるけどどう実現すればいいのか分からないということを無くし、作りたいものを最速で形にすることを目指しているのがMilkcocoaだと思っています。

みなさんもぜひMilkcocoaを使ってみましょう〜!

それでは明日は@bakuonboogieくんですね!よろしくおねがいします!