pyvenvとは何か


pyvenv とは

  • 開発に必要なライブラリセットを、用途に応じて別々に持つ仕組み

使用例

1つの開発機で2つのプロジェクト(ProjectAとProjectB)を開発するケースの例

  • プロジェクトAでは、libray A の ver.1.0 と、library B のver.1.0 を使いたい
  • プロジェクトBでは、libray A の ver.2.1 を使いたい

同じ開発機でプロジェクトAとプロジェクトBを開発したいが、それぞれの開発で環境を使い分けたい。

使い分ける理由の例

  • library A は ver違いをプロジェクトごとに使い分ける
  • プロジェクトB ではlibrary B をインストールしたくない(不要なものをインストールして処理を重くしたくない、プロジェクトのコードと競合する、などの理由)

環境(必要なライブラリセット)を分けるためにpyvenvを使う

pyvenv prj_a_env

(プロジェクトAに必要なライブラリたちをpip install)

pyvenv prj_b_env

(プロジェクトBに必要なライブラリたちをpip install)

作った仮想環境でそれぞれのプロジェクトを開発

※pyvenv を利用しない大本のPython環境にインストールした librayr C の ver.3.0は、全ての仮想環境に反映されてしまうので注意

pyvenv で pip install した時のライブラリインストール先

prj_a_env/Lib/site-packages/ の下