AWS入門 Elastic IPを使った独自ドメインでのサイト運用


AWS入門 ELBを使った負荷分散(ロードバランサー)
AWS入門 CloudFrontを使ったデータ配信

Elastic IPを使った独自ドメインでのサイト運用

固定IPアドレス(Elastic IP)の割り当て

  • EC2はインスタンスを起動すると、パブリックIPアドレスとパブリックホスト名が割り当てられるが、停止/起動するとIPアドレスは変更されてしまう。
  • そこで、インスタンスにElastic IPを割り当てることで、常に固定のIPアドレスを利用できるようになる。

1/4.Elastic IPの設定

  • AWSマネジメントコンソールから、EC2Elastic IP新しいアドレスの割り当てをクリックする。

2/4.アドレスの割り当て

  • 割り当てをクリック

  • 固定IPが割り当てられた。

3/4.アドレスの関連付け

  • 右クリック → アドレスの関連付けをクリック

  • インスタンスを選択 → EC2インスタンスIDを選択 → プライベートIPを選択 → 関連付けをクリック

4/4.動作確認

  • 割り当てられた固定IPアドレスで、ブラウザから開く。停止/起動しても固定IPアドレスからアクセスできることを確認できた。

Route 53によるDNSサーバー設定

Route 53には以下のような機能がある。

  • ドメインの登録・・・ドメイン名を購入及び管理。
  • ドメインネームシステム(DNS)サービス・・・www.example.comのようなドメイン名を、192.0.2.1のようなIPアドレスに変換する。
  • ヘルスチェック・・・リクエストをアプリに送ってヘルスチェックができる。障害が発生しているサーバーがあれば、別のサーバーにフェールオーバーさせることができる。

1/4.Route 53の起動

  • AWSマネジメントコンソールから、Route 53を起動する。DNS managementを選択。

  • Create Hosted Zoneをクリックする。

2/4.レコード設定

  • Create Record Setwwwを入力 → A-IPv4 addressを選択 → Elastic IP(固定IPアドレス)を入力 → Createを押す。
  • 同様の手順で、逆引き用のPTRレコードも登録する。

  • Aレコード、PTRレコードが追加されていることを確認。(画面ではAレコードのみしか追加していない)

3/4.レジストラへの登録

  • Route 53で登録したドメインのネームサーバーを、レジストラのネームサーバーに指定する。今回は、画面のns-から始まる4つのネームサーバーを登録する。(登録方法は本には書いていない。ドメインを購入した時に追記する。)
  • 反映までにしばらく時間がかかる。

4/4.動作確認

- www.asa.yokohamaにアクセスすると、画面が表示されればOK。(実際に登録していないので未確認)

参考
Amazon Web Servicesではじめる新米プログラマのためのクラウド超入門