デモ用にPleasanter1.2 + PostgreSQL環境がサクッと作成できるdocker-compose.ymlを書いてみた!


はじめに

一昨年、昨年と参加したPleasanterのアドベントカレンダーに今年もエントリーさせていただきました!
今年はなかなか細かく新機能等が追えていないのですがサーバスクリプトの機能が一気に増えていったりスマホ対応版がリリースされたりと、やはりそのスピード感には圧倒されます。

まだ触ることができていませんが、個人的にプリザンターSDKについてもとても気になっているのでいずれ時間が空いた時にでも触ってみたいですね!

Docker上でも簡単に動かしてみたい!

プリザンターは60日間無料で触ることのできるPleasanter for Demoというデモ環境がありますが、「ローカルでデモ環境を動かしたい」「メアド登録がちょっと抵抗ある」などの場合は自前で環境を構築する必要があります。

自前で環境を構築していく際は以下の手順書等を見ながら進めていくのですが、中にはお試しで触るのにローカルPCにアプリやデータベース等を入れたくない!(もしくは構築に時間をかけたくない!ハマると時間かかるし!)という方もいらっしゃるかと思われます。

ので、今回はそんなサクッと触ってみたいという方向けに「Pleasanter1.2 + PostgreSQL」の環境を速攻で作れるようなdocker-composeファイルを作ってみました!

システム構成図

今回Docker上に作った環境は以下のような構成になっています。

※今回、Pleasanter1.2のアプリについては以下のZipファイルから取得しているのでバージョンはPleasanter_1.2.24.2固定です。
GithubのREADMEには記載していますが、WebフォルダのDockerfile内にダウンロード対象のURLを書いているのでそちらを変更すれば任意のバージョンをダウンロード可能です。

2022/1/12追記

結構Githubからクローンされているので気づき次第ダウンロード対象を最新に更新しております。

利用手順

今回のアプリを利用するにあたり、以下がローカルPCにインストールされている必要がありますのでご注意ください。

  • Git
  • Docker
  • docker-compose

それでは利用手順を以下に記載します。

①以下のコマンドでソースコードをクローンします。

git clone https://github.com/Oooooomin2/docker-pleasanter-postgresql.git

以下のようになればOKです!

docker-compose.ymlファイルと同じフォルダ内にて以下のコマンドを打ち、環境を構築します。

docker-compose up -d

色々出てきますが、以下のようになればOKです!

http://localhost:5000へアクセスし、Pleasanterのログイン画面が開くことを確認します。

初回ログイン情報は以下です。

ログインID: Administrator
パスワード: pleasanter

docker-pleasanter2.png

制約

一応デモ版ということで...色々と制約はあります。

①あくまでデモ用のため、データベースの永続化を行っておりません。永続化が必要な場合は任意の箇所にマウントしてデータを保管する必要があります。

②PostgreSQLのデータベースのユーザ名、パスワードは今回は固定でセットしていますので変更ができません。あくまでデモ用としてご利用いただければと思います。

③ナビゲーションメニューの検索欄が利用できません(検索するとアプリケーションエラーが発生します)。何かしら対策があったような気がしますが・・・ちょっと忘れちゃいました(;^_^A

今回作成したソース

今回作成したソースは以下にて公開しております。

PostgreSQLのイメージは以下のDocker Hubに格納しています。

おわりに

最近プリザンターを触ることができていなかったので、久々にログイン画面が表示されたときは懐かしい!!と感動しちゃいました(笑)
今後の活躍も楽しみにしていたいと思います!