AWS ELBとは?


ELBとは?

「アクセスを複数台のEC2インスタンスに分散する役割を持つ」

アクセスを分散させる目的
①負荷分散
②可用性確保:他のインスタンスに障害が発生した場合でも、他のインスタンスでサービスを継続して提供できる

シングルAZ構成とマルチAZ構成

複数EC2インスタンスが存在する場合、ドメイン名にELB作成時に各AZのELBのグローバルIPアドレスが登録される。

DNSラウンドロビン方式
ELBにリクエスト → 各AZのELBにリクエストが分散される → AZで稼働するEC2インスタンスにリクエスト分散

Cross-Zone Load Balancing(クロスゾーン負荷分散)
各AZのELBは全てのAZに存在するEC2インスタンスにリクエストが分散できるようになる。

External-ELB:インターネットからのリクエストを受け付ける
Internal-ELB:VPCサブネット内のリクエストのみを受け付ける

ヘルスチェック

インスタンスの状態を監視することが可能
ポート監視:対象のポートがListen状態になっているか監視
サービス監視:HTTP.,HTTPSの場合HTMLファイルへのアクセス可否を確認

スティッキーセッション

同じユーザからきたリクエストは同じインスタンスで処理する機能。

ELBの作成

①ロードバランサー選択
②ロードバランサーの作成選択
③Application Load Balancer選択

④各項目設定
名前:名前記述
スキーマ:External-ELBなら「インターネット向け」、Internal-ELBなら「内部」にチェック
IPアドレスタイプ:サポートするIPアドレスタイプを選択。

⑤リスナー選択
リスナー:ELBで受信するプロトコルやポート、ELBからインスタンスに連携するプロトコルやポートを設定する。

⑥アベイラビリティゾーン選択
ELBを作成するVPCとサブネット選択

⑦セキュリティグループ選択

⑧ターゲットグループ設定

⑨ヘルスチェック設定
プロトコル:使用するもの選択
パス:ヘルスチェックのためにアクセスするパス指定。
正常のしきい値:インスタンスが正常であると判断するまでのヘルスチェック回数指定
非正常のしきい値:インスタンスが異常であると判断するまでのヘルスチェック回数指定
タイムアウト:結果がインスタンスから返ってくるまでの応答待ち時間指定
間隔:ヘルスチェックの実行間隔指定
成功コード:成功時に返すコード番号指定

⑩登録するインスタンス選択
⑪登録済みに追加

⑫インスタンス選択

確認をクリックし、確認画面が表示されるので作成をクリックしてELB作成完了!!!!