Pythonのmap()メソッド

map()メソッドを学ぶ前に、インタラクティブモードでmap()の使い方の説明を見てみましょう.

>>> help(map)
Help on class map in module builtins:

class map(object)
 |  map(func, *iterables) --> map object
 |
 |  Make an iterator that computes the function using arguments from
 |  each of the iterables.  Stops when the shortest iterable is exhausted.

上から得られる情報は次のとおりです.

map()はmapオブジェクトを返します(python 2.0ではリストが返され、後述します).

mapの2番目のパラメータは可変であり、*iterablesは*argsに等しく、*iterablesは可変で反復可能なオブジェクトを表す.

複数の反復パラメータオブジェクトがあり、同時に反復オブジェクト内の要素の個数が一致しない場合、最も短い反復オブジェクトを停止の基準とする.

≪アクション|Actions|emdw≫:指定したシーケンスは、指定した関数に基づいてマッピングされます.
map関数構文:
map(fun,*iterable)
fun
関数＃カンスウ＃
*iterable
1つ以上のシーケンス(関数のパラメータに依存)
 
 
戻り値:
python2.0はリストを返します
python3.0は反復器を返し、必要に応じて結果を巡回する必要があります.
map()関数は、既存のオブジェクトを変更することなく新しいオブジェクトを返します.
次のコードはpython 3です.0のインタラクティブモードで実行:

>>> def sum(a,b):
...     return a+b
...
>>> obj = map(sum,[1,2,3,4],[1,2,3])   #   2   ，           ，            
>>> obj 

>>> obj = map(lambda x,y:x+y,[1,2,3,4],[1,2,3,4])   #   lambda    
>>> obj