はじめに

今からUnityで簡単なアプリを作りたいプログラミング初心者にオススメ書籍を紹介したい。
とりあえず見栄えは悪くてもアプリとして動けばよいという人のための最短コース。

3Dとか絶対無理なので当然2D限定の話。3Dをやりたい人にはごめんなさい。

私が実際に読んでみて「買ってよかったー」と思った本を紹介している。
自分が読んだ本しか紹介できないので、実はもっと名著があったらごめんなさい。

前提条件

C#は分からなくていいので、CとかC++が最低限分かる人。
最低限というのはif文かけます、関数呼べます、みたいな感じ？(クラスが書ければ問題ないと思う）
適当な入門書1冊読んだことある人なら大丈夫のはず。（自分はそういうレベルなので）

オススメ書籍

Unity5 3D/2Dゲーム開発実践入門　作りながら覚えるスマートフォンゲーム開発

吉谷 幹人
固定リンク: https://www.amazon.co.jp/dp/4883379671/

(絶対読む) 序章　Unityの特徴と概要
(絶対読む) 1章　Unityでゲーム開発を行う前の準備
(絶対読む) 2章　Unity はじめの一歩－Unityの画面構成や基本操作を覚える
(読まない) 3章　ゲーム作成の基本－物理エンジンとコリジョンをマスターする
(読まない) 4章　ゲームオブジェクトの制御－プレファブとエフェクトを極める
(読まない) 5章　本格的な3Dゲームを作成－キャラクターとGUIをコントロールする
(絶対読む) 6章　本格的な2Dゲームを作成－スプライトと2D物理エンジンを使いこなす
(絶対読む) 7章　ゲームのリリース準備をして、ストアに登録する
(絶対読む) 付録　Unityをさらに使いこなすために

まず買うべき書籍。初めてUnityを触る人でも「Flappy bird」のパクリが作れる。
言われるがままに作るだけで出来上がる達成感が素晴らしいし、一通りの流れが分かるのが何よりも大きい。

2Dの部分だけ読む。3Dのところは読まなくていい。（私は1年経っても読んでない）

見てわかるUnity5 C#超入門 (Game Developer Books)

掌田 津耶乃
固定リンク: https://www.amazon.co.jp/dp/4798044962/

次にこの書籍なのだが、これは買わなくてもいい。
サンプル作ったけど、やっぱりC#よく分からない、UnityのScriptよく分からないって人は買ってもいいかもしれない。
自分の場合、スクリプトの作り方がよく分からなかったので、この本を買って流し読みしてイメージをつかんだ。

この本をオススメできない理由は、本の内容に問題があるのではなく、
オススメできるかどうか判別できるレベルまで中身を読んでいないから。

Scriptの描き方を覚えた後は、さっさとUnityのマニュアルを読んで動かしていったので、皆さんもそうすればよいと思う。

1冊目でスクリプトの作り方がわかった人や、C#を既に理解できた人はスキップしてＯＫ

uGUIではじめるUnity UIデザインの教科書

岩井 雅幸
固定リンク: https://www.amazon.co.jp/dp/B014IIXL1Y/

これは絶対に買ったほうがいい。ただし最初に買うべきではないと思う。

まずしょぼいアプリを作ってみる。

その後「なんか俺のアプリって・・・見栄え悪いな」と思うときがくる。

そのときに買うべし。

よくあるソシャゲーメニュー（一番下にメニューある奴）の作り方などが書かれていて、絶対真似したくなる内容が書かれている。
周囲に勉強させてもらえるプログラマーのいない趣味プログラマーにとっては、紛れも無い名著。絶対買うべし。

UnityゲームUI実践ガイド　開発者が知っておきたいGUI構築の新スタンダード

池和田 有輔
固定リンク: http://amzn.asia/abrGjAF

実はこっちも名著らしい。

でも、読んだことが無いので分からない・・・。

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

Dustin Boswell (著), Trevor Foucher (著), 須藤 功平 (解説), 角 征典 (翻訳)
固定リンク: http://amzn.asia/alkkgly

(注意)Unityで1つ2つ小さなアプリを完成させた人が読むべき。アプリを作る前に読まなくて良い
最短距離でUnityまで突っ走ってきたプログラミング初心者のコードはグチャグチャで自分でも難解だと思う。そういう人がコードの可読性をあげるためには、リーダブルコードで何が必要なのか概念を学んでみることが大切だと思う。
いきなり座学ばかりでつまらないと思うし、コードを書いて自分の問題点を意識できない人が本書を読んでも身につかない。あくまで自分のコーディングに問題を感じたら読むべき本。

ゲームプログラマのためのコーディング技術

大圖 衛玄 (著)
固定リンク: http://amzn.asia/biY7xXW

(注意)先に必ずリーダブルコードを読むこと
リーダブルコードで説明された概念をゲームプログラミングに絞って説明してくれている本。プログラミング＆Unity初心者に最適な本。リーダブルコードで概念を学び、本書で具体例を学び、実際にコードを書く、という流れがオススメ。

経験談

ちなみに2冊目までの情報で見栄えの悪いアプリを作ったが、それが半年で5万ダウンロードぐらいまでいった。
最初は中身がしょぼかったので★１が多かったが、中身を作り上げていったところ評価も★５が多発してダウンロードが伸びた。
ちなみに中身を作り上げたというのは見栄えをよくしたという話ではない。
見栄えが悪くても、中身がしっかりしていれば（＝ユーザーの需要をつかんでいれば）、しっかり使ってもらえるので見栄えは気にしなくてよい。
見栄え自体の優先順位は低い。とにかく形を作ろう。

最後に

また気が向いたら更新したい。
周囲に聞ける人がいない者同士、お互いがんばりましょう。