Misora 次世代構想
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経緯
国連 GGIM 防災会議(延期)のために、これまで国連ベクトルタイルツールキットを Raspberry Pi 上に実装する作業をしていました。国連ベクトルタイルツールキットを用いたウェブ上の地理空間情報共有を、数時間のシナリオベース演習という形で技術移転することを予定したからです。
Misora の誕生
延期決定直後、数時間のシナリオベース演習を最短30分で実施できるよう、演習のエッセンスを30分程度まで圧縮できるように三つ折りパンフレットをまとめ、UNITAR-UNOSATとの打ち合わせ等に使用しました。この作業の中で「国連ベクトルタイルツールキットをセットした Raspberry Pi」に名前をつける必要を感じ、その仮称を Misora としています。
次世代開発
変更点
Misora は、令和元年度台風19号の都幾川データを組み込んでいます。この時、オルソ画像を組み込んだのでレポジトリが重くなりました。その他、さまざま改善できるところを見つけたので、次の表のとおり、これから次世代開発を実施していきたいと思っています。
要素 | 現世代 kawagoe | 次世代 sonogi | 工夫点 |
---|---|---|---|
構造 | unvt/v6 の上に構築する | 直接 alpine から構築する | 部品点数を減らし、確実・簡易に更新・改造ができるようにする |
起動 | 起動後、cd kawagoe として作業ディレクトリに移動する必要があった |
起動時点で、作業ディレクトリに移動しておくようにする | 学習曲線を少しでもなだらかにする |
Raspberry Pi 用イメージの作り方 | 手動作業で作る | 素の Rasbian を導入済みの Raspberry Pi に一式を導入するタスクとして rake world を新設する |
確実・簡易に更新・加増ができるようにする |
同梱ジオデータ | 2019年台風第19号の都幾川データ | 環境省植生調査 "v67" と農林水産省農地の区画情報(筆ポリゴン)の長崎県データ | ジオデータを軽量化する |
共通の工夫
- あえて armv6 用の Docker コンテナイメージから構築を行うことにより、armv7 や Intel でも動くことを期待する。
- Dockerfile と作業用ファイルをあえて一つのレポジトリの中に入れ込んで開発を進める。
Author And Source
この問題について(Misora 次世代構想), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/hfu/items/55ab54b8d3272f8af8ba著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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