Windows PCでGit管理(git init --bare)


私がGitだ。

やりたかったこと

チームで使ってるちょっとしたスクリプトってあると思います。
気軽にRepositoryを作れるGitHub環境や共有サーバにGitBucket等が立っている方はそこで管理できますが、
そうでもないときに、本当にちょっとしたツールを管理したいと思ったのでごにょごにょすることにしました。

Dockerあるじゃん。
その通りです。
GitBucketやGitLabを立てれば、ブラウザで開いてREADMEを読んだりすることもできます。
(本記事の手順ではCLI(GitBash等)でしか見れません)
ただ、ディスクの永続化を考えたり、(想像ですが)メモリ・CPUをなるべく食ったりしない方が嬉しいなと思いこれもアリかなと思いました。

正直推奨はしません。手段の1つです。

免責事項

本記事の手順に関するトラブルについては一切の責任を取りません。
特に途中で、Windows PC上のフォルダを共有化する手順がありますが、共有範囲は十分に検討した上で各自の自己責任で設定してください。

環境

  • Windows10
  • GitBash

構築手順

Repositoryを作る

Repositoryとなる任意のフォルダ(例: C:¥¥git¥XXX_team¥repository )を新規作成します。
この時、フォルダ名に .git をつけると情緒を感じることができます。

GitBash.
$ mkdir /c/git/XXX_team/repository

次に、作成したフォルダをエクスプローラで開いてプロパティから共有化してください。(チームメンバが参照できるようにする)
【★免責事項をご確認ください!!】

そして、そのフォルダをGitのRepository化します。

GitBash.
$ cd /c/git/XXX_team/repository
$ git init --bare --shared=true
Initialized empty shared Git repository in C:/git/XXX_team/repository/

資材をRepositoryに入れる

既にある資材(例: C:¥¥work¥benri-tool )を作ったRepositoryに格納します。

GitBash.
$ cd /c/work/benri-tool
$ git init
$ git add .
$ git commit -m "first commit" // 任意のコメントをつけてください。
$ git remote add origin "C:¥git¥XXX_team¥repository" // ダブルクォーテーションを忘れずに
# git push -u origin master
(前略)
To C:¥¥git¥XXX_team¥repository
 * [new branch]      master -> master
Branch 'master' set up to track remote branch 'master' from 'origin'.

みんなで使う

チームメンバのPCからCloneしましょう。

GitBash.
$ git clone file://${PC名}/git/XXX_team/repository