AppVeyor 設定項目 - Build編


AppVeyor

.NET開発者向けのCI&デプロイツール
Continuous Integration and Deployment service for Windows developers - Appveyor

AppVeyor 設定項目 - General編 - Qiita

AppVeyor 設定項目 - Environment編 - Qiita

SETTINGS

GUIでの設定項目について概要をまとめます。

Build

ビルド設定
以下の3タイプから選ぶ

  • MSBUILD:MSBuildを用いたビルドの設定
  • SCRIPT:PowerShellかCmdでビルドスクリプトを記述
  • OFF:そもそもビルドしない(必要ない)

MSBUILD以外は特に記述することはないので、以下MSBUILDについて記載する

Configuration

ビルド構成(ReleaseDebug)を指定する
未指定の場合はプロジェクトの既定の設定が採用される
複数した場合は、Environment編のEnvironment variablesのように複数回ビルドされる
Environment variablesで2つ、Configurationで2つ指定した場合
それぞれの組み合わせで実行され、計4回実行される

Platform

プラットフォーム(Any CPUx64)を以下から指定する

  • Any CPU
  • x86
  • x64
  • ARM

Configurationと同様に複数指定可

Visual Studio solution or project file

ビルドルートディレクトリ(デフォルト:c:\projects\{プロジェクト名})にソリューションファイルまたはプロジェクトファイルがあれば特に指定せずにビルドできる
明示したい場合はファイルパスを記述する

MSBuild options

Enable parallel builds

/maxcpucountオプションを使用するか
MSBuild での複数のプロジェクトの並行ビルド

Verbosity level

ビルドログ出力レベルの指定

  • Quiet
  • Minimal
  • Normal
  • Detailed

Automatic packaging

デプロイ用作業の指定

  • Package Web Applications for Web Deploy
    • Web Deploy パッケージの作成
  • Package Web Applications for XCopy deployment
    • XCopyでの配置用パッケージの作成
  • Package Azure Cloud Service projects
    • Azure Cloud Serviceプロジェクト(.ccproj)があれば、Azure Cloud Serviceパッケージ(.cspkg)の作成
  • Package NuGet projects
    • *.nuspecがあればNuget用パッケージの作成

Before build script

ビルド前に実行するスクリプトを記述
PowerShellかCmdが選べる
例えばNuGetパッケージの復元をしたい場合、以下のように記述

nuget restore

After build script

ビルド前に実行するスクリプトを記述
PowerShellかCmdが選べる