保守開発でのLinux本番リリース作業
私自身大手SIerで大規模システム開発に参画することが多いです。
タスクが細分化された現場故、本番リリース作業に携わることは早々ありませんでした。
ただし規模の小さな会社ですと、企画・設計〜開発・試験、そして本番リリース・保守運用と、一気通貫で一人で担当する案件もあり、そんな現場に参画した時は結構苦労します。
元々インフラに難があった私も、コンソール上での作業に戸惑いを感じつつ、幾つかの案件で開発から本番リリースまでを経験しましたが、その時にリリース作業をメモ書きで公開。
ログイン先・ユーザの確認
作業先サーバに、正しいユーザでログイン。
Windows環境であればtera termで、Macであればターミナルで作業することが多い。
//オペレーティングシステム名表示
uname -a
//ユーザー確認
whoami
正しい作業サーバであるか、正しい作業ユーザであることを確認し誤っていればログアウトする。
リリース対象ソースの取得
私の現場ではSVNを利用していたので、以下にSVNコマンドを記載。
//ソース取得
svn export URL
例えば・・・
svn export http://xxxx.yyyy.zzzz.ad.jp/repos/Source/tags/REL-1.0
上記コマンドは作業先サーバのしかるべき場所で実行する。
本番リリース作業
以下手順を実施して誤ったプログラムが本番リリースされないように注意。
//1 差異比較
diff /home/dev/source/test1.yml /home/hon/source/test1.yml
//2 ファイル情報確認
ls -l /home/hon/source/test1.yml
ls -l /home/hon/source/test2.yml
//3 権限変更
chmod 644 /home/dev/source/test1.yml
chmod 644 /home/dev/source/test2.yml
//4 チェックサム
cksum /home/hon/source/test1.yml
cksum /home/hon/source/test2.yml
//5 リリースディレクトリ作成
mkdir -p /home/release/source
//6 リリースディレクトリへコピー
cp -vp /home/hon/source/test1.yml /home/release/source/test1.yml
cp -vp /home/hon/source/test2.yml /home/release/source/test2.yml
//7 tarファイル化(新規tarファイル作成)
tar -cvPf Tag1.tar /home/release/source/test1.yml
※既存tarファイル追加時
tar -rvPf Tag1.tar /home/release/source/test2.yml
//8 zipファイル化
gzip -v Tag1.tar
上記手順によりリリース対象ファイルをzip化した後、本番環境で展開してリリース。
リリース後のログ監視
リリース後は不具合が起きていないか、ログ監視実施。
tail -fn 行数 対象ログ
例)
tail -fn 100 /var/log/app.log
tail -fn 100 /var/log/app.log | grep 'test'
いつもこの瞬間はドキドキして吐き気が止まらない...
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この問題について(保守開発でのLinux本番リリース作業), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/machio77777/items/820cb19486c07f6e8f34著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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