PyQt 5のQMainWindow

PyQt 5のQMainWindow
1つのウィンドウに1つ以上のウィンドウが含まれている場合、このウィンドウは親ウィンドウであり、含まれているウィンドウは子ウィンドウです.親ウィンドウのないウィンドウは最上位ウィンドウであり、QMainWindowは最上位ウィンドウであり、メニューバー、ツールバー、ステータスバー、サブウィンドウなど、多くのインタフェース要素を含むことができます.QMainWindowはQWidgetクラスから継承され、その派生メソッドと属性をすべて保有しています.重要なメソッドは次のとおりです.
方法
説明
addToolBar()
ツールバーの追加
centralWidget()
ウィンドウの中心にあるコントロールを返します.設定されていない場合はNULLを返します.
menuBar()
メインウィンドウのメニューバーに戻る
setCentralWidget()
ウィンドウの中心を設定するコントロール
setStatusBar()
ステータスバーの設定
statusBar()
ステータスバーオブジェクトを取得したら、ステータスバーオブジェクトのshowMessage(message,int timeout=0)メソッドを呼び出し、ステータスバー情報を表示します.ここで、1番目のパラメータは表示するステータスバー情報であり、2番目のパラメータは情報が滞留する時間であり、単位はミリ秒(ms)、デフォルトは0であり、ステータスバー情報がずっと表示されていることを示す.
注意:QMainWindowは、独自のレイアウトがあるため、レイアウトを設定できません(setLayout()メソッドを使用します).
一、メインウィンドウの作成

import sys
from PyQt5.QtWidgets import QMainWindow,QApplication

class MainWindow(QMainWindow):
    def __init__(self):
        super(MainWindow,self).__init__()
        
		self.setWindowTitle("      ")
        self.resize(400,400)
        self.status = self.statusBar()
        self.status.showMessage("     ",5000)
       
if __name__ == "__main__":
    app = QApplication(sys.argv)
    form = MainWindow()
    form.show()
    sys.exit(app.exec_())

コード解析:

カスタムウィンドウクラスMainWindowでは、メインウィンドウQMainWindowクラスのすべての属性とメソッドを継承し、親クラスのコンストラクション関数super()を使用してウィンドウを初期化します.

setWindowTitle()メソッドでウィンドウタイトルを設定し、resize()メソッドでウィンドウサイズを設定します.

QMainWindowクラスのstatusBar()メソッドを使用してステータスバーを作成し、呼び出します.showMessage()メソッドは、ステータスバーにプロンプト情報を表示し、表示時間は5秒、5秒後にステータスバープロンプト情報が消えます.

二、メインウィンドウが中央になる
QdesktopWidgetクラスを使用して、メインウィンドウの中央表示を実現します.コードは以下の通りです.

import sys
from PyQt5.QtWidgets import QMainWindow,QApplication,QDesktopWidget

class MainWindow(QMainWindow):
    def __init__(self):
        super(MainWindow,self).__init__()

        self.resize(400,400)
        self.setWindowTitle("      ")
        self.center()

    def center(self):
        screen = QDesktopWidget().screenGeometry()
        size = self.geometry()
        self.move(int((screen.width()-size.width())/2),int((screen.height()-size.height())/2))
        

if __name__ == "__main__":
    app = QApplication(sys.argv)
    form = MainWindow()
    form.show()
    sys.exit(app.exec_())

コード解析:

QDesktopWidget().screenGeometry()は表示画面のサイズを計算するために使用され、QdesktopWidgetは表示画面を記述するクラスであり、screenGeometry()によって画面のサイズを得る.

self.geometry()は、メインウィンドウを取得するためのサイズです.

self.move()はメインウィンドウを移動するために使用され、中のパラメータは画面の中心の位置座標であり、DeprecationWarning: an integer is required (got type float)の警告があれば、中のパラメータを整列すればよい.

三、メインウィンドウを閉じる

import sys
from PyQt5.QtWidgets import QMainWindow,QApplication,QDesktopWidget,QPushButton

class MainWindow(QMainWindow):
    def __init__(self):
        super(MainWindow,self).__init__()

        self.resize(400,400)
        self.setWindowTitle("      ")
        button = QPushButton("     ",self)
        button.move(100,200)
        button.clicked.connect(self.close)


if __name__ == "__main__":
    app = QApplication(sys.argv)
    form = MainWindow()
    form.show()
    sys.exit(app.exec_())

コード解析:

QPShButton(str,QWidget)ボタンオブジェクトを作成してメインウィンドウに追加します.

button.clicked.connect(self.close)接続スロット関数は、ボタンがクリックされたときにclose()関数を呼び出し、メインウィンドウを閉じます.