目的

pythonでWebDriverを駆動する。
Edgeを起動できるところまでを行う。

環境構築

pythonのインストールは完了している環境で作業します。
version確認してみましたら、以下のversionでした。
Python 3.8.0

seleniumのimport

以下のコマンドを実行します。
必要であれば、管理者権限のあるコマンドラインで実行してください。

pip install selenium

pythonによる実行

seleniumがimportできたか、動作確認します。

スクリプト作成

スクリプトを作成します。

from selenium import webdriver

# EdgeDriver取得
driver = webdriver.Edge()
# 指定したURLに遷移する
driver.get("https://www.google.co.jp")

実行

スクリプト実行してみます。

python .\webdriver_sample.py

環境構築前ですので、エラーが発生します。

selenium.common.exceptions.WebDriverException: Message: 'MicrosoftWebDriver.exe' executable needs to be in PATH. Please download from http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=619687

WebDriverへのパスが通っていないとのことですが、まだインストールしていないので、想定どおりです。

EdgeDriverのインストール

EdgeDriverのインストールをします。

Edgeの確認

設定→全般で確認します。
私のEdgeは以下のバージョンでした。
Microsoft EdgeHTML 18.18362

設定方法を以下のURLで確認します。
http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=619687

18以降はWindows10に組み込まれていて、自動アップデートされているようです。
[開発者モード]を有効にすることで使えるようになるようです。

[開発者モード] 設定

管理者権限で設定変更します。
設定 → 更新とセキュリティ → 開発者向け
開発者モードのラジオボタンを設定します。

pythoによる実行

WebDriverが設定できたことを確認します。

Pythonで実行

スクリプト実行してみます。

python .\webdriver_sample.py

今度はブラウザ起動しました。

[開発者モード] について

一度、WebDriverインストール後であれば、[開発者モード] から元に戻しても問題ありません。