CivicTechをすることによる覚悟しないといけないこと


Hiro_Matsunoです。
今季は開始早々からバタバタです。
PHPer&HTML5が好きな自分がなぜC#に惚れたのか
AWSのARMチップが激速だった^^;
ともう二本書いてます。
今日は
CivicTechテック好き Advent Calendar 2020
の6日目の投稿になります。
今回はあえてこのテーマで書かせていただきます。

CivicTechは求められてなくても動くことが必要

今回はあえてこのテーマを選んだのには意味があります。
実は東京都のCovid19サイトは必要に迫られて作られたのかという点ですが。
求められてません。
治さんと東京都宮坂氏との接触で生まれたものと言えます。
宮坂さんが治さんがCode For Japan代表であるということに気づかなければ生まれておらず東京都だけではこのサイトはできてはいないということです。
実は自分も今回はFacebookの書き込みのときからどういう考え方でどのようにハックしていったのかを知っている存在の一人です。
当初は今より軽く
・TypeScript
・React
で作ると言った内容は流れてきていました。
その時ですが実はECMA属性だった自分は書くことは難しいが使うコンポーネントに関しては知識を持っていたのであえてコードを書くこと諦めた組で技術に関するアドバイザリー側に回りました。
今はより見やすくVueやNuxtも使っており自分の知識があるWebpackも使われているという今どきのサイトに進化していました。
多くの参加者に感謝とともにお礼を言いたいと思っています。

災害時こそCivicTechが必要

これはあえて言っておきます。
災害時ほど多くの情報が必要になります。
例えば避難所・携帯充電・お風呂・福祉支援などの情報が必要になります。
これをマッピングを急ぐ必要があります。
一昨年の千葉の台風被害の時に自分は一人でクライシスマッピングをした経験があります。
というのは実際募りはしたんだけど緊急度が計り知れないことと自分の探索技術なら人を凌駕することができると思い依頼はしたがほぼ自分ひとりでかきあげました。
千葉県台風15号被災地区ボランティア及び施設提供地区
と台風19号に関しては北上に合わせて
令和元年10月台風19号関連避難所マップ
令和元年10月台風19号関連避難所マップその2
を作り上げました。
台風15号に関しては1週間ほどで台風19号に関してはほぼ2・3日で書き上げます。
実際のところ災害時はこういった情報がいち早く必要になってきます。
最近は自分もハッカソンとか本業でも忙しくなり今年の7月の豪雨災害のときは人任せになってしまいました。
その時はOneJapanハッカソンに参加してエンジニア側のテックリーダーとして取りまとめしていたので本来進めなければいけないのに進められないといった事態にも追い込まれました。
実はこれを解消する方法は思いついており開発へのステップに進めようとしているプロジェクトを去年から始めています。

災害マッピングを簡単にしたい

実は去年からこれをテーマに動き始めました。
去年はアイデアのみとなり次のステップに進めようとしたら実はコロナ禍に巻き込まれ6月末で失業11月転職成功といったこともあり実はプロジェクト自体がストップ状態になってしまっています。
今のところ考えていることは
・OpenStreetMap
・MapBox
・jQuery
・Leaflet
までは決まっているのですがバックエンドの部分で止まってしまったのです。
これが最大のテーマでして実は候補が多すぎるのです。
・MySQL
・PostgreSQL
・MariaDB
・MongoDB
・COSMOSDB
などが思い浮かんではいるんですがKeyValueDBが今回いいなぁと思いもっと探索中です。
実はいろんなことにも対応しようと思っています。
・CSV登録
・手入力による登録
・管理方式の検討*(デマなどを防ぐため)
です。
当初は三年で終わる計画が五年ぐらいかかっちゃいそうです。
誰か助けてください。
マジ一人では済まなくなりそうで怖いっす。

最初に立ち上がる人間こそまとめられる人間が必要

これはずばり言うとまとめ役がいなければ何事も動き出せないということです。
これは国主導で動いたCOCOAに言えることなのですが。
強引に人を確保してもちゃんとしたCivicTechを知っているマネージメントができる人間がいなければ半ば崩壊状態になるっていうことです。
これは一番行けないというよりイケてないCivicTechプロジェクトになります。
なぜCode For Japanに相談できなかったのでしょうか。
それは実は自民党内部でCode For Japan外しという動きがあったように思えてなりません。
菅総理は実は東京都の動きが思い通りにいかなかったことに一番苛立ちがあった模様です。
だから企業任せにしていたという状況でした。
しかも次もイケてない属性だったので大変みたいですけど😭。

今後あるべき姿

これはずばり言うとCivicTechありきということを自民党内部で広めていくことがこれから重要になりそうです。
彼らの反発は一番怖い方向に進んでいくことになると思います。
岐阜県知事選挙ですが実はCivicTech賛成派とCivicTech反対派(官僚)といった図式ができあがっています。
岐阜県のCovid19サイトも実は岐阜県の公認をとって動いているだけに古田知事の再当選させねばいけません。
これが新田雄司氏に渡ると多分粉々になるような気配がしています。
新田雄司氏側には実は自民党の官僚バンザイ属性の人間が大半混じっているという話もあります。
石井くんや自分たちが岐阜県情報産業課との結びつけた部分に綻ばないようにしなければいけません。
どっちに転ぼうが岐阜県でのCivicTechの維持存続はするつもりです。

最後は重い話をしてしまいましたが

正直言うとCivicTechは経験者でなくても率いることは可能です。
でもリーダーシップがしっかり取れないといけないというところではなかなか難しい部分があります。
リーダが知識がありいろんな意見に対して対応できる人物であることが重要になります。
トップがしっかりしないといけないということはコンセプトモデルがずれることにもなりかねません。
気をつけましょう。

こんなところで締めにしたいと思います。

明日はsaori-maさんです。
どんな事書かれるのかな。
期待しています。