リモートワーク倦怠期(仮)


はじめに

これはSupershipグループ Advent Calendar 2020の9日目の記事です。

こんにちは。Supership プロダクト開発本部所属の @immr です。

やっていらっしゃらない方も大勢いるかとは思いますが、
今年といえば多くの方々にとって、
自分たちがこんなにも急にリモートワークする世界がやってくるなんて想像もしてなかったところに、
ヤツのおかげで突然に強制的にリモートワークする世界が発動した、そんな年だったんではないでしょうか?

(散々まとめられてるので今更感もありますが)
そこで今年自分のチームで起こったリモートワーク絡みでの変化を振り返って見たいと思います!

始まり

弊社では2月の半ばに「明日から業務の性質上どうしても難しい方を除き、原則在宅勤務とします」というアナウンスがありリモートワークに突入しました。
ニュースでは他社がフルリモートに突入!等が流れていたので、弊社もいつか来るのかなと、みんな心中でそわそわしていたと思います。
弊社のリモートワークへの突入は比較早い部類だったのではないかと思います。

それ以前の弊社のリモートワーク状況は全くゼロという訳ではなく、チームや上長の同意のもと適宜にそれぞれ、週に1度程度や状況にあわせて、実施されているような状況でした。
それでも特別な事情がある人以外では、フルリモートワークや週のまるまるでもリモートワークで行うような事は稀で、やはり概ねは出社して仕事を行っているという状況でした。

分報チャンネル本領発揮

自分のチームでは、Supershipにはハッピーマンデーという月曜午前を有給休暇にする制度があったので、チーム独自として月曜をリモートワーク推奨日として運用していました。
その為に、Slackで各人の分報チャンネルを設けて、作業報告的なものを行うという運用を行っていました。
すでに分報チャンネルに作業の開始や離席等、またまた悩みや、何気ないつぶやきを行っていたことにより、フルリモートワークへ移行は、業務的なハレーションも特になくスムーズだったと思います。

雑談は大事

フルリモートとなると、突発的なコニュニケーションが発生しなくなり、家族でもいない限り本当に丸一日誰とも会話しないなんて状況も発生します。
短期間なら問題ないですが、それが数ヶ月も続くと人によっては、人間の精神衛生上、とてもよろしくないですよね。

もともとフルリモート以前にもチームでランチに行くなど、コミュニケーションを取るように心がけていたので、フルリモートに移行するにあたり以下のような試みを実施していました。

雑談専用のMTG

朝会自体はフルリモート後もGoogle Meetでビデオ会議という形で行っていましたが、ここで雑談を行ってもいいのですが、報告のみでさらっと終わってしまう回もあるので、
意図的に雑談のみのMTGを週1等で設定して、ただただ集まってダベる会を設けていました。
雑談の問題は、これで結構解消できてるのではと思いますが、やはりどうしても他チームの人との突発的なコニュニケーションはないので、これは問題だなとまだ思ってます。

オンライン・チームビルディング

もともとSupershipには、定期的にチームビルディング費というものが支給されていたので、コロナ禍以前も、自分のチームでは大体月一程度でチームビルディングを行っていました。

当然フルリモート後にも、Google Meetでのオンライン・チームビルディングも実施しました。
当初はスナップ・カメラで遊んでみるや、業務ではGoogle MeetなのでZoomやhousepartyなど他のオンライン会議ツールを試すなどしていました。

数回実施しているうちにテーマや話題がダレてきたので、オンラインゲーム上でチームビルディングをやってみようという事になり、
マインクラフトで集まりチームビルディングを行ってみました。
このゲームは、ダラダラ作業しながらボイスチャットができるので、結構オンラインでのチームビルディングにフィットして楽しむことができました。
特に面白かったのが、ゲーム内でやる作業にメンバーの個々の性格がでるなーとわかったことです。
ひたすらずっとチェストを整理し続ける人、マインクラフト上の自宅をひたすら充実させる人、ひたすら穴を掘る人、一人でガンガン冒険する人...etc
最後はみんなで協力してエンダードラゴンを倒しクリアまで持っていくことができました。

他にもフォートナイトなどもやったりしましたが、ガチゲーム過ぎてチームビルディングに適してるとはなりませんでした。当然か。。

リモートワークでの開発で便利だったもの

フルリモートになってから、開発をすすめる上で便利だなと思ったものを紹介したいと思います。
メジャーなものなので目新しいものはないと思いますが、、

Live Share

リアルタイムの共同開発ができるVSCodeのプラグインでLive Shareになります。
自分のチームではフルリモートとなる前から、新しい技術やプロダクトを開発する際に、チームの技術力の平準化するためモブプロをちょくちょく実施していました。
その時は、会議室を借りて大きなモニターに画面を移しながら、PCを交代で操作しておこなっていたのですが、
Live Shareでは、ホストのVSCodeの画面をそれぞれのPC画面に共有できて、しかもそれぞれでコーディングが可能なので、いままでの会議室でのモブプロは何だったんだと思うほどに便利でした。

miro

簡単に言うとオンラインのホワイトボードのmiroこれも便利でした。

フルリモートになって一番ネックになるのは、今までホワイトボードを使って意見交換をしてすすめるような会議の類だと思っていたので、それがこのmiroを使うと、もう本当に業務効率の問題では出社する必要はないのでは?と思えるほど便利でした。

miroにもボイスチャット機能はあるようですが、自分たちはGoogle Meetで繋ぎながらMiroで設計MTG等を行いました。miroはコピペもできるので、前の案をコピペして修正して、前の案と比較がさっとできたりもするので、物理のホワイトボードよりも便利になったと思える点もありました。

こんなこともあったな

  • 会社の椅子ロス(バロンチェアだった)
  • みんなの腰が悲鳴を(初期はみんなの自宅作業環境が整ってなかった)
  • 自宅作業環境対決
  • 自宅インターネット回線速度対決
  • オフィスシック
  • 社畜から家畜へ(Twitterで話題になったように、弊メンバーも家事を頼まれることが多くなったと)
  • 出社はオフ会(誰か言ってたな)
  • 横丁チャンネル(自由に出店できる交流チャンネル)

リモートワーク倦怠期

なんとなく最初はみんな、この「原則在宅勤務」宣言は数週間で解除されて、そんなに長くは続かないだろうくらいの軽い感覚で、フルリモートワークに移行していき、ドキドキ・ワクワクと不安なまま最初はいろんな問題が起きてSlack上も騒がしかった。

でも今は、まだまだ読めないコロナ状況と、リモート可能な仕事はリモートで行えるように整備してくださっている会社の方のおかげもあって、今ではこのフルリモートという働き方がいつまで続くのか、そもそも終わるのか、常態化するのかわからない感じのまま、みんな働いています。

みんな約9ヶ月以上リモートワークを続けてきて、慣れてほぼ常態化したのでリモートワークに関する発言はほぼ無くなったように思えます。
慣れてほぼ常態化したのだから良い感じもしますけど、自分は今、実は倦怠期のようなものに突入してるんじゃないかなと感じました。

何人かの人が口にしていましたが、リモートワークをしてから時の流れが早く感じるようになった、それもさらに年の後半に行くほどスピードが上がってさえいる気がすると。

来年もこの時の流れるスピード感のまま行くのは大丈夫なのかなと不安です。
もしも来年も再来年、あるいはずっとリモートワークを続けるなら、このリモートワーク倦怠期をうまく抜ける事が大事だと思ってます。

ちょっと自分のこと

実は自分は、会社にお願い相談して3月半ばくらいから、東京の居を引き払い鳥取からリモートワークさせてもらって感謝してます。
東京では1LDKで小さい子供もいたので、プライベートと仕事を切り離せない環境で今に至るまで何ヶ月も、そしていつまで続くかわかりませんがこれか先も、リモートワークを続けてたかもしれないことを考えるとゾッとします。

最後に

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是非ともよろしくお願いします。