pipがいきなりversion 18になったわけ


何の話?

今日何も考えずpip installを使っていたら、

You are using pip version 10.0.1, however version 18.0 is available.

version 10.0.1 → version 18.0 !?
ってなったので気になって調べました。

Calendar Versioningを導入したらしい

pipのリリースノートを見るとサラッと書いてありました。

Switch to a Calendar based versioning scheme.

Calendar Versioning (CalVer)は要するに年月日などをバージョンに取り入れることで、バージョン情報にリリース時期の情報も含ませてあげようと言う考え方です。これによってソフトウェアが上手く動かなくなった時などに、ソフトウェアがアップデートされたタイミングや、その依存関係をすぐに確認して適切な対処ができるということですね。

18.0なので年の下二桁とマイナーバージョンだと思うのですが、個人的には月にしてくれたほうが分かりやすかったかな。

リリースサイクルも早めるみたいです。

Switch to releasing a new, non bug fix version of pip every 3 months.