Homebrewを用いてPostgreSQL 12をインストールする方法


概要

2019年12月10日時点での情報になります。

2019年10月3日にPostgreSQL 12がリリースされました1
本記事では、PostgreSQL 12をHomebrewでインストールする方法を説明します。

方法1(新規にインストールする場合)


brew install postgresql

brew installしただけではパスが通っていないので~/.bashrcに以下の記述を追加します。

export PATH=/usr/local/Cellar/postgresql/12.1/bin/:$PATH

方法2(すでにpostgresqlをインストールしていてかつ既存のバージョンがいらない場合)

注意点としては、upgradeをすると、既存のバージョンのpostgresqlは削除されてしまいます。
インストールディレクトリが変わるのでパスも変えましょう。


brew upgrade postgresql

方法3(複数バージョンのPostgreSQLを共存させたい場合)

方法2を実施した上で必要なバージョンのpostgresqlをインストールします。
brew search postgresqlを実行するとhomebrewでインストール可能な一覧を表示することができます。

brew search postgresql
brew install postgresql@11

方法4(サードパーティーからインストールする)

petere/postgresqlからもpostgresqlをインストールすることができます。

複数のメジャーバージョンの共存させたい場合はこちらからインストール方がいいと思います。
あとこっちの方が公式より最新のバージョンの反映が早いです。

例) 12.1のリリース対応
12.1は11月14日にリリースされています2。petere/postgresqlはすぐ対応されているのに対してhomebrew公式だと少しラグがあります。

brew tap petere/postgresql
brew search postgresql
brew install petere/postgresql/postgresql@12

brew tapコマンドを実行することで指定したサードパーティからもhomeberwでインストールすることができるようになります。