Python 3.8: 代入式(:=)を使って、フィボナッチ数列の lambda 式を作る


フィボナッチ数列は単純な手続きで作れるけど、プログラムにすると以外と面倒臭い。

Python
def fibonacci_table(n):
    r = []
    a, b = 0, 1
    for _ in range(n):
        r.append(a)
        a, b = b, a + b
    return r

これを Python 3.8 から使用可能な代入式 := を使って lambda 式で作ってみる。

Python3.8
fibonacci_table = lambda n, f1=0, f2=1, f3=1: ([0, 1] + [(f3 := f1 + f2, f1 := f2, f2 := f3)[0] for _ in range(n - 2)])[:n]

もっと単純になるかと思ったけど、横に長くなっただけだった。
(行末の [:n] は、n が 0 または 1 のためにあります)

実行結果
>>> fibonacci_table(12)
[0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89]

@shiracamus さんに教えてもらった記事をここにも貼っておきます。