【4章】Javaを学ぼう
真偽値・比較演算子
真偽値について
真偽値には「true」と「false」という2つの値しか存在しません。
trueは真、falseは偽を意味するもので、真偽値のデータ型はboolean型です。
boolean bool = true;
比較演算子について
比較演算子とは、値を比較するための記号であり、比較した結果は真偽値(trueもしくはfalse)になります。
a == b
// aとbが等しい場合はtrue
// aとbが等しくない場合はfalse
a != b
// aとbが等しくない場合はtrue
// aとbが等しい場合はfalse
「a == b」はaとbが同じかどうかを比較し、同じであればtrue、違っていればfalseとなります。また「a != b」はその逆になります。
実際の数値を入れた場合の例を見ていきたいと思います。
7 + 2 == 6 ・・・・・ false
7 + 2 != 6 ・・・・・ true
6 / 2 == 3 ・・・・・ true
6 / 2 != 3 ・・・・・ false
真偽値を出力
真偽値も出力することができますが、trueやfalseはダブルクォーテーションで囲んではいけません。囲んでしまうと出力されませんので注意しましょう。
System.out.println(true); // ダブルクォーテーションは不要
System.out.println(false); // ダブルクォーテーションは不要
System.out.println(7 + 1 == 6);
System.out.println(7 + 1 != 6);
出力結果↓
true
false
false
true
大小比較について
<, >という記号は数学でも用いる大小比較の記号です。x < yはxがyより小さければtrue, 大きければfalseを返します。x > yはその逆になります。また数学で同様に用いる≦, ≧という記号は、<=, >=と記述します。
x < y // yの方が大きい場合はtrue
x <= y // yの方が大きいまたは等しい場合はtrue
x > y // yの方が小さい場合はtrue
x >= y // yの方が小さいまたは等しい場合はtrue
それでは実際の数値を入れた場合の例を見ていきたいと思います。
3 + 4 > 7 ・・・・・ false
3 + 4 >= 7 ・・・・・ true
6 / 2 < 3 ・・・・・ false
6 / 2 <= 3 ・・・・・ true
今回の記事では真偽値、比較演算子について説明させていただきました。次章では論理演算子について記事を書いていきたいと思います!
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
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