【8章】Javaを学ぼう
今回の記事では、繰り返し処理について書いていきたいと思います。私自身のアウトプットの場になりますので、よろしくお願いいたします!
繰り返し処理について
繰り返し処理とは、一定の処理を自動で繰り返し行う処理のことです。
例えば、1から50までの数字をコンソールに出力したい場合、System.out.println()を50回書くのはとても大変なことです。このような処理を自動化するのが繰り返し処理です。
while文
while文は「条件がtrueの間、{ }内の処理を繰り返す」ことができます。
while(条件式) {
繰り返しをする処理;
}
繰り返し処理の流れとしては、まずwhile文の前で変数の初期化を行います。この変数は、while文を繰り返すかどうか判断するために用います。処理が一周終わると、その度に変数は更新され、再び条件式がチェックされます。trueであればもう一周処理を行い、falseであれば繰り返しが終了します。
int i = 1; //①
while(i <= 5) { //②
System.out.println(i + "回じゃんけんをしました"); //③
i++; //④
}
①で変数iを用意し初期化、②で条件定義、③で処理結果を実行後に④で変数iに1を足していきます。
そうすると6回目の繰り返しでwhileの条件がfalseになり、繰り返し処理が終了します。
④で最後に変数iに1を足し忘れると変数iは1のまま変わらず、条件が永遠にtrueになってしまうので、繰り返し処理が無限に行われ、無限ループ状態となってしまいますので、必ずどこかで条件がfalseになるように実装しなければなりません。
for文
次にwhile文同様、繰り返し処理の1つであるfor文について解説していきたいと思います。
for文では、forの後の()内に、「変数の初期化、条件式、変数の更新」の3つを記述します。while文とも比較していきたいと思います。
//while文繰り返し処理
int i = 1; //①
while(i <= 5) { //②
System.out.println(i); //③
i++; //④
}
//for文繰り返し処理
for(int i = 1; i <= 5; i++) {
//① //② //④
System.out.println(i);
//③
}
それぞれはセミコロン(;)で区切りますが、最後の変数の更新にはセミコロン(;)をつけないことに注意してください。
breakについて
繰り返し処理を終了するためには、条件をfalseにする以外に、breakを使って強制的に終了させる方法があります。
条件分岐と組み合わせることで、任意の箇所で繰り返し処理を終了させることができます。
for(int i = 1; i <= 10; i++) {
if(i > 5) {
break; //変数iの値が6になった段階で繰り返し終了
}
System.out.println(i);
}
出力結果↓
1
2
3
4
5
continueについて
continueはその周の処理だけをスキップして、次の周を実行することができます。continueも条件分岐と組み合わせて利用するのが一般的といえます。
for(int i = 1; i <= 10; i++) {
if(i % 2 == 0) {
continue; //変数iの値が2の倍数の時、その周のループをスキップし、次のループを実行
}
System.out.println(i);
}
出力結果↓
1
3
5
7
9
以上が繰り返し処理についての内容になります。次章では配列について記事を書いていきたいと思います。配列でもfor文などが出てきますので、忘れないようにしたいと思います。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
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