データサイエンスを学ぶならどのサービス?mooc? ~市場価値を爆上げチャンス?~【整理偏】


背景

データを扱う人に求められるスキルは、みんなが考えるもガチっと固まっていない

データサイエンス講義では、
・データに精通した人
・統計的な思考ができる人
・コーディングで問題を解決できる人
と著者がいっていたり。

・エンジニアリング
・統計
・ビジネス
のスキルとか某所でいわれていたり

こんなおもしろい話をしている人も
そろそろデータサイエンティストの定義とスキルセットについて本気で考えてみる

色々言われるものの各スキル、各要素に対して力を付けるべくお勉強するための素材を集めるのはちょっと疲れたりもする。

風の噂でcouseraがいいと聞いたので、動画学習のプラットフォームについて調査&整理

視点

個人の好みで以下に重きを置いた

・そのサービス1つでデータサイエンスのことが網羅的に学べるか
 -色々探すのはちょっと疲れる。一旦1つで完結させたい
・ゴールのイメージを満たすか

有料/無料は一旦ムシ

ざっくり洗い出し

そもそも見ていくと、
couseraはmoocと呼ばれるものの様子

Massive Open Online Course (MOOC、ムーク) またはMassive Open Online Courses (MOOCs、ムークス) は、インターネット上で誰もが無料で受講できる大規模な開かれた講義のことである。代表的なプラットフォームとしては「Coursera」「edX」や、日本版としてはJMOOCが提供する「gacco」「OUJ MOOC」があり、条件を満たせば修了証が交付される。(Wiki)

大規模な抗議的なやつという認識で大丈夫そう。そんで原則無料。gaccoとか聞いたことはあったけど、こういう位置づけなんだなと改めて。。

データサイエンス Pythonでググるとヒットする
"【世界で2万人が受講】実践 Python データサイエンス"で有名なUdemyはITスキル・資格といった社会人向けの講義を提供するものという位置づけらしい。講師にもなれる。moocではない?

Udemyとは、誰でも先生になって自分の講座をインターネット上に公開できるプラットフォームです。講座の販売金額の30%をUdemyに支払うというビジネスモデルになっています。なんらかの技能や知識を持つ個人が自由にそれを教えるコースを開設できるマーケットプレイスです。
Naver まとめ:http://matome.naver.jp/odai/2143567043612805701

カテゴリが違うらしい。moocはアカデミック系
ちょっとずつ見えてきた気がする

同じアカデミックなものでも、
OCWというものがあるようだ。

オープンコースウェア (Opencourseware; OCW) とは、大学や大学院などの高等教育機関で正規に提供された講義とその関連情報を、インターネットを通じて無償で公開する活動。2003年9月、アメリカの理工系大学マサチューセッツ工科大学が世界初のOCWサイトを立ち上げ、その後世界中の大学にその活動が広がっている。OCWが始まった当初は、サイトで公開されているコンテンツと言えば、講義で使ったシラバスや講義ノート程度のものが中心であった。しかし近年の通信回線の大容量化(ブロードバンド化)にともない、YouTubeなどで講義ビデオをそのまま公開するような大学が多数出始めている。また、湯川秀樹のノーベル賞受賞論文など歴史的な資料も公開されている。日本国内では、日本オープンコースウェアコンソーシアムに加盟している23大学12機関(2015年10月時点)を中心に活動している。(Wiki)

違いがいまいちわからなかったが、この方のブログの記事が好きだった。以下記事よりちょっと抜粋

また学習面でも、OCWが単に講義を「視聴する」だけだったのに対し、MOOCのサービスはオンラインのテストがあったり、学習者間のコミュニケーションがあったりと、かなり学びの仕組みが整っているといった相違があります。それと受講修了者には「修了証」を発行するようになった点も大きな違いです(もっともこの部分を有償にすることでMOOCを運営する企業は収益をあげようと目論んでいるようですが)。

OCWは「視聴する」だけのもの、
moocは、テストなどもありますと。

整理すると
・アカデミックなもの、マケプレ的なもの(Udemyなど)がある。
・アカデミックでもmoocと呼ばれるもの、OCWと呼ばれるものがある。
・そんで、その中にcouseraやedXなど各サービスがある。
後は、サービス間(量、質、コスト)で比較すればどのサービスがいいか決まるわけですね。

図で整理したい。

有名どころのサービス

中身の比較はまだ置いといて、一旦moocの有名どころのサービスについて書いてみる(Wikiコピペ)

・cousera

コーセラ(英名:Coursera)は、スタンフォード大学コンピュータサイエンス教授Andrew NgとDaphne Kollerによって創立された教育技術の営利団体である。世界中の多くの大学と協力し、それらの大学のコースのいくつかを無償でオンライン上に提供している。2012年11月の時点で196カ国から1,900,241人もの生徒が一つ以上の授業に登録をした。(もっとも、Daphne Kollerとのインタビューによると、授業を最後まで受講したのは、数十万人のみで、修了率は7~9パーセントに留まった。)(Wikiより)

moocなので無料だが、
いくつかの講義をカテゴリーで整理して課金するモデルもある様子。

・edX

エデックス(edX)とは、マサチューセッツ工科大学とハーバード大学によって創立されたMassive open online courseのプラットフォームであり、
世界中の学生に無償で、多岐な分野にわたる大学レベルの授業を無償で提供している。両大学がそれぞれ3千万ドルをこの非営利のプロジェクトに貢献している。2011年12月にマサチューセッツ工科大学によって創立されたより小規模のMITxの発展した形であり、2012年秋に開始した。この学びの場は、オープンソースの形で開発される予定であり、同じような内容を提供したいと考えている高等教育機関にもアクセスをできるようにする。
他の大学も、エデックスを通じて授業を公開できるようにする計画もある。狙いは、オンライン学習ソフトをただのビデオ講義を越え、
より交流型のものへと進化させることにある。授業の終了には、わずかな料金で手に入る証明書が発行されるが、大学の単位は検討していない。

MITの学生もハーバードの学生も単位としてはもらえないらしい。
edXの方がcouseraより難しいと風のうわさで。。。

・Udacity

Udacityはセバスチアン・スラン、
David Stavens、Mike Sokolskyが設立した、
massive open online courseを提供する営利教育機関である。
スランによる名前の由来は、"audacious for you, the student"(生徒よ大胆であれ)という願いから。元は大学形式の講座が中心であったが、現在は専門家向けの職業教育に重点を置いている。

認定
各講座修了時に証書を発行していたが、2014年3月停止した。
2012年8月24日に電子テスト事業者のピアソン (企業)と提携し、
CS101受講生は追加で89ドルを試験料を支払うことで75分の最終試験を受け合格時に実務資格を得ることができる。

couseraやedXは原則修了証を取得できる開講期間が決まっているらしいが、Udacityはないっぽい。
自分のペースで受けるならUdacity

・gacco 知らない

修了証明書ほしいかな

修了証明書のメリットってよくわからず、動画授業の修了証明書って必要なのかなと思っていましたが、下記のブログで説明がありました。

moocsブログさん

 主なメリットは、次のものです。
 ①大学による公式の証明がされていること。
 ②信用性が高いこと(厳格な本人確認を経ているため)。
 ③履歴書等に証明書として添付できること。
 ④授業がアーカイブされ、開講期間終了後も動画や資料を閲覧できること。
  (2015年8月2日追記)
 ⑤LinkedInを始めとするSNS上で証明書としてシェアできること。特に、具体的な授業の内容についても、提出先に知らせることができる点は大きなメリットです。

「LinkedInを始めとするSNS上で証明書としてシェアできること」
というのは、びっくりでした。
これきっかけでお声がかかったりする世の中になるのかな
ちゃんと勉強すれば市場価値爆上げ?

ways to list MOOCs on your LinkedIn profile

cousera、edXは証明書をLinkedinにアップできる。
Linkedinのプロフィールページに履歴書的に修了したコースのことを書くことももちろんできるが、修了証明書の発行のみならず、採用担当者がそのまま、Linkedin上でどういうコースをうけて、どういうスキルがあるかを測れるのはでかい。

まとめ

moocの各サービスのコンテンツの量、質まで調査できていないが、
どのサービスで学ぶかの判断基準として、

・アカデミック系がいいのか
・視聴型のOCWがいいのか、moocがいいのか
・修了証明書発行後のLinkedinとの紐づけが必要か

ツリーできっていくと。適したコンテンツが浮かび上がるはず。

うけてみたら、続きがあるかも