CentOS6.3にてデフォルトのMySQL5.1をアンインストールして、別バージョンのMySQLをインストールする方法


CentOS6.3はデフォルトでMySQL5.1がインストールされていることがあります。
ライブラリの依存関係を更新して、別バージョンのMySQLをインストールする手順を下記にまとめます。
※参考としてMySQL5.5を挙げています。

1. MySQLのインストールチェック

CentOSデフォルトのMySQLがインストールされていないか確認する
rpm -qa | grep mysql

"MySQLがインストール済みの場合、下記のようにrpm情報が表示される
mysql-libs-5.1.61-4.el6.x86_64

2. MySQLパッケージの更新

MySQLがインストール済みの場合、下記の手順でパッケージの更新を行う

MySQL 5.5の互換共有ライブラリをインストール
cd /usr/local/src
rpm -ivh MySQL-shared-compat-5.5.33-1.el6.x86_64.rpm

MySQL 5.1の共有ライブラリを削除
rpm -e mysql-libs-5.1.61-4.el6.x86_64

3. MySQL5.5 のインストール

改めてMySQL5.5 をインストール
cd /usr/local/src
rpm -ivh MySQL-server-5.5.33-1.el6.x86_64.rpm

インストール後、出力メッセージの最後に以下のメッセージが表示されていることを確認。
1:MySQL-server ########################################### [100%]

続いてClientのインストール
cd /usr/local/src
rpm -ivh MySQL-client-5.5.33-1.el6.x86_64.rpm

インストール後、出力メッセージの最後に以下のメッセージが表示されていることを確認。
1:MySQL-client ########################################### [100%]