CentOS6.xにOracleのJDK8をインストールする


追記 2017/12/28
当時の自分は無知で知りませんでしたが、alternativesでバージョンを切り替えるのが主流です。

こちらなどの他の記事を参考にしてください。

概要

CentOS7がリリースされているが、CentOS6.X系を使うことが未だににあるのでデフォルトでインストールされているOpenJDKを削除してOracleのJDKをインストールするときのメモ

実施環境

  • CentOS6.5 x86_64

用意するもの

  • JDK8のRPM

http://qiita.com/hajimeni/items/67d9e9b0d169bf68d1c9 ダウンロードの仕方はこの記事を参照

GUIが使えるなら
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jdk8-downloads-2133151.html
からダウンロードしてもよい

手順

現在インストールされているJavaのバージョンを確認する

java -version

おそらく以下のような文字列が出力される

java version "1.7.0_45"
.....

過去バージョンのJavaをアンインストールする

CentOs6.5では通常の構成でインストールしていればOpen-JDK1.6とOpen-JDK1.7がデフォルトでインストールされている。
これらをアンインストールする

yum remove java-1.6.0-openjdk
yum remove java-1.7.0-openjdk

*suでログインしていることを前提のコマンドとなります。
実行時に適宜sudoなどを補完してください。

これでJavaがアンインストールされ、バージョン確認を行ってもコマンドが無いと怒られるはず。

Java8をインストールする

ターミナルでrpmを落としたディレクトリ(wgetならコマンドを叩いた時のカレントディレクトリ、GUIでブラウザからならおそらく”ダウンロード”)に移動し、以下のコマンドを叩く

rpm -ivh jdk-8uXX-linux-yyy.rpm

※XXの部分はその時の最新バージョンにより変化します
※yyyの部分はOSが64ビット、32ビットで変わります。
64ビットは"x64"、32ビットは"i586"となっていると思われる。

再度Javaのバージョン確認

以下のコマンドを叩いてJavaのバージョンを確認する

java -version

以下のように出力されるはず

java version "1.8.0_XX"
.....

※例によってXXの部分はその時の最新バージョンにより変化します。

この出力を確認できればJava8がインストールできています。

一応バージョン確認はjavacのバージョンも確認しておいたほうが良いでしょう。

javac -version