【Swift】ターミナルでバージョン確認


概要

Swiftの勉強をはじめました。
当たり前のことですが、自分が扱うSwiftのバージョンを把握しておかないと学習も進まない訳で…
という訳で、ここではターミナルを使ったバージョン確認の方法を備忘録としてまとめています。

筆者環境

  • MacBook Pro (13-inch, 2019)
  • macOS Catalina(Version 10.15.4)
  • Xcode(Version 11.4)

バージョン確認

ターミナルを起動し、以下のコマンドを入力することで、Swiftのバージョンを確認することができます。

 $ /Applications/Xcode.app/Contents/Developer/Toolchains/XcodeDefault.xctoolchain/usr/bin/swift -version

結果

Apple Swift version 5.2 (swiftlang-1103.0.32.1 clang-1103.0.32.29)
Target: x86_64-apple-darwin19.4.0

Swiftのバージョンが"5.2"であることが確認できました。

【おまけ】PATHを通す

上記の通りでもバージョン確認はできますが、一度PATHを通しておくと色々便利ですね。
僕はまだだったので以下の手順でPATHを通しました。

Swiftコマンド実行ファイルの格納場所を確認

ターミナルで以下を実行します。

$ which swift

結果

/usr/bin/swift

設定ファイルの編集

ターミナルで以下を実行します。

$ vi ~/.bash_profile

設定ファイルが開くので、以下を追加します。

# 編集開始 i

export PATH=$PATH:/usr/bin/swift

# 保存 esc → :wq
# 保存せずに終了 esc → :qa!

設定ファイルの更新

設定の変更を反映させるために以下を実行

$ source ~/.bash_profile

バージョン確認

PATHが通ったかの確認も含めて、バージョン確認します。

$ swift -version

結果

Apple Swift version 5.2 (swiftlang-1103.0.32.1 clang-1103.0.32.29)
Target: x86_64-apple-darwin19.4.0

これで完了です!

【おまけのおまけ】PATHを通した後のエラー

PATHを通して、一度目のバージョン確認の時、以下のようなエラーが出ました。

xcrun: error: invalid active developer path (/Library/Developer/CommandLineTools), missing xcrun at: /Library/Developer/CommandLineTools/usr/bin/xcrun

どうやら直前にmacOSをアップロードしていたのが原因のよう。
以下のコマンドを実行し、Xcodeをインストールすることで解決し、無事PATHが通りました。

 $ xcode-select --install